パニック障害と電車【対策】

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パニック障害と電車【対策】

パニック障害の人では電車のような乗り物に乗るのが苦手な人が多々いらっしゃいます。なぜ、パニック障害の人が電車を苦手とする場合が少なくないのかというと、電車に乗ると、一定時間、拘束されることになるからです。

たとえば、乗車中にもし、パニック発作が起きたら、どうにもならないことになってしまいます。
そのような懸念が当事者を苦しめているわけです。

パニック障害で電車を苦手とする人は多い

事実、山手線だとか高崎線だとかそういうメジャーな路線に乗っていると、度々、電車が緊急停車することがあります。

車内アナウンスでは、「乗客のお客様の中で体調が悪い人がいるため停車いたしました」と説明されたりしていますが、中にはパニック発作が起きて倒れこんだ乗客の方もそのような方のうちで実は少なくないのではないかと私は推測できます。

パニック障害の人が電車を苦手とする理由

パニック障害の人が電車を苦手とするのは、
電車が、飛行機のような乗り物と同様に、

・一定時間拘束される(自由自在に自由意志で途中下車できない)
・乗客が多いときは、酸素が欠乏しやすい(特に地下鉄。※下記参照のこと)
・閉鎖空間である
・他人と顔を合わせるために、過度のストレスを感じやすい
・・・・・・
といった条件を満たすからです。

過去の私の体験談について

過去の私は、パニック障害の症状(心臓神経症)は他の神経症とともにありましたが、そもそも電車は特に苦手とはしませんでした。
しかしながら、乗車中にパニック発作を起こしたことが一度だけあります。

海外の地下鉄(満員状態)に乗っていた時に、「窒息してしまうのではないか!」と思えるほど息苦しくなり、気分が悪くなったため、急遽(きゅうきょ)、途中下車したことがあったわけです。

このとき、私は医師から新しく処方された抗うつ薬を飲んでいました。

私の場合ですが、抗うつ薬はただ症状を劇的に悪化させただけでしたので、当時を振り返ってみても、これしか原因は見つかりません。なぜなら、私には電車内におけるパニック発作の経験がそれまで一切合切なかったからです。(飛行機も大丈夫でした)
(参考:)
私のパニック障害克服体験談

パニック障害の人が電車を克服する対策

①満員電車を避ける
②各駅電車を利用する
③車内で瞑想を行い、意識をそらす
④抗不安薬を用意しておく
⑤乗車することに慣れる

などが有効です。
では、
順を追って説明していきます。

①満員電車を避ける

満員電車だからといって、酸欠状態になっているということは実際は科学的にありえないのですが、外の外気に比べると、人が多数乗車している満員電車内の空気は、酸素濃度は薄くなってはいます。
そのため、その変化に敏感な人の場合、パニック発作を起こす可能性が高くなります。

自分でできる対策としては、朝、早起きして、ラッシュ時の乗車を避けるということや、退社時の場合も数本待てば、帰宅ラッシュの乗車を避けることができたりしますので、ラッシュ時の電車はあえて避けるという方法です。

また、どうしてもそれが無理な場合は、グリーン車を利用するのも一法です。

②各駅電車を利用する

この理由は、読む前から簡単に理解できるかと思いますが、急行電車や快速電車では融通の利いた途中下車が、各駅電車のようにできなくなります。そのため、もしパニック発作が起きた場合、もしくはその予期不安が生じた場合、ある程度の長い時間、降りることができなくなるわけです。

そういうわけで、パニック障害を抱えているという自覚のある人、そしてことに、電車が苦手な人は必ず各駅電車を利用するようにすると良いのです。

③車内で瞑想を行い、意識をそらす

車内で瞑想を行うこともお勧めです。パニック障害をはじめとする神経症は症状を意識しだしたとたん酷くなります。「緊張しまい!」「パニック発作を起こさまい!」と気張れば気張るほど症状は強く出るわけです。

マインドフルネス瞑想を行うと、呼吸に意識が集中するので、雑念や予期不安の方への想念はかなり薄まります。ただし、重症度の比較的高いパニック障害の人にはこの方法は向きません。
(参考:)
パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

④抗不安薬を用意しておく

抗不安薬を飲めば、過呼吸や発作が起きることはまずなくなります。脳内のGABA(γアミノ酪酸)濃度が上昇すると、自然とリラックスできるからです。あまりにも症状が酷い場合は、抗不安薬を携帯されることをお勧めします。
(参考:)
パニック障害を薬物療法で克服

⑤乗車すること自体に慣れる

電車に乗るのが苦手でも、何度も何度も何十回も乗ることを繰り返すと、パニック障害を抱えていても電車に慣れることはある程度までは可能です。

これを専門には暴露療法と呼びます。暴露療法もある程度まではパニック障害に有効ですので、電車に慣れてしまうというのも、パニック障害を抱える人の電車(乗り物)対策として有効です。
(参考:)
パニック障害を森田療法で克服できるのか?

まとめ

パニック障害の人が電車を克服するために必要な対策をまとめましたが、電車は飛行機ほどは恐怖の対象にはなりえないと私は思います。たとえば、飛行機の場合、海外便ですと10時間途中で降りれないなんてことが通常ですが、電車の場合は、せいぜい急行や快速でも長くて数十分です。
(関連:)
パニック障害の人が飛行機を克服する対策

しかし、電車は身近な存在であるがゆえに、パニック障害の人を苦しめている印象がより強いです。
当ブログにはパニック障害を克服するうえで大切なことが書かれていますので、根本解決したい方はぜひお読みになられてみてください。

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