私のパニック障害克服体験談

私のパニック障害克服体験談


今回は私自身のパニック障害の克服体験談を書こうと思います。私の場合はパニック障害の症状自体はそこまで酷いものではありませんでした。ただし、心臓が止まるのではないかと過度に神経質になり、呼吸が乱れ、過呼吸になったことが幾度となくあります。それは私が大学に在学中で、実家へ帰省していた時の話です。何だか知らないのですが、そのパニック発作は、とにかく自分の意志でコントロール出来るようなものでは全くありませんでした。

パニック障害の症状は自分の意志で克服できるものではなかった

横になって寝ていると、このままでは窒息してしまうのではないかと不安になり、窓を全開して、就寝したことを覚えています。夏の夜の話です。私の場合、パニック障害のみならず、強迫性障害や吃音、境界性パーソナリティー障害が合併してしまっている感じで、パニック発作自体の経験はそこまでいうほど多くはありませんが、感情のコントロールが一切効かない、過度の不安があり、人混みが苦手でそういう場所に行くと、すぐに疲れてしまいました。


「↑過去の私にあった症状の私自身による解説です」

また、対人恐怖もこの手のタイプの人あるあるな話なのですが、それも同時にあったため、人間関係に対しても過度な不安を常に抱き、心が休まる場というものが1年365日全くと言っていいほど存在しない・・・・・・そんな感じの人生を生きてきたわけです。

パニック障害は他の精神疾患と親戚関係

パニック障害は他の精神疾患と親戚関係に当然ながらあり、パニック障害と診断された人は他の診断名を精神科医から併行して受けている人が少なくありません。精神疾患は一本の線でつながっていると私はある時を境に、そのことについて気づき始めました。

たとえばパニック発作は強迫観念といえば強迫観念です。

それからパニック発作は不安障害といえば不安障害でしょう。

このようにみていけば、多くの精神疾患において共通項が見いだせるわけであり、環境要因も当然ながらその発症に関わりますが、先天的要素である遺伝要因は必然的に大きなリスクファクターになることもうなづいていただける話であると思います。

人によって恐怖症の対象は異なる

そういうわけで、パニック障害の症状も当然ながら私自身は経験したことが何度もあるわけです。ただし、私の場合は、広場恐怖症(軽度)や対人恐怖症(重度)、心臓神経症(軽度~中度)がありました。
人によって、恐怖症の対象は異なるのだと思います。

http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/panic-attacks/basics/symptoms/con-20020825

ちなみに、私は全く高所恐怖症ではなく、逆にスカイダイビングのようなことが好きで、海外にいたときも、スイス人の友人とパラシュート降下を一緒にやろうみたいな話になったこともあります。また、子供の時から危ない遊び(高い場所に登ったり、飛び降りたりする)が大好きでした。

他に言うと、ヘビに対してほぼ恐怖を感じないので、気持ち悪いと思うことはまずありません。しかしながら、このようなパニック障害゠恐怖症の対象の大小、は人によって個人差が激しく、対人恐怖はまったくなく、社交的な人間であるが、閉所恐怖症でエレベーターのような密室に入ることができない・・・・・・みたいな話をする人が少なくないようです。

私のパニック障害体験談(与太話)

 

また、私のパニック障害の体験談を話しますが、私は上記YouTube動画でも説明しているように、心臓神経症があったため、心臓外科を受診したことがあります。これはノイローゼが最も酷くなっていた高校生時代の話で、その受診回数は数回以上でした。結果は、右軸変異というものがあるものの、全く健康な心臓をしていると医師から告げられたわけでした。要するに、過剰なほど神経質な性格だったわけです。しかも、私はその数年後に違う医者を受診するほど神経質でした。

運動によってパニック障害の症状が克服された【私の場合】

私のパニック障害の症状が克服されたのは、私の場合ですが、運動の習慣をつけるようになってから、でした。神経質という気質自体は運動だけでは克服できませんでしたが(そもそも通常、気質など克服する必要はないが)、パニック障害の症状自体は、運動の習慣づけでほぼなくなりました。
パニック障害に関しては私の場合はそこまで重度ではなかったので、これだけで、特に何をするでもなく、問題解決したわけですが、他の精神疾患が酷かったので、完全にそれを克服できたと言えるレベルになったのは、海外の研究機関で医療実験を受けたり、最先端の治療法を模索しそれらのものに着手するようになってからの話です。

私はTVにも出演例のある有名な精神科医からADHD(発達障害)の診断を実際に受けたことがあります。要するに、発達障害がこじれた結果として、さまざまなこの項ではパニック障害を挙げていますが、そのような数々の症状を抱え込むようになったのだと今では冷静に述懐することができます。

過去の私は相当な重症例だった

私の場合、私のクライアントの方(パニック障害を持つひとたち)よりも全体的な症状の軽重で見ると、相当な重症例だったのだと思います。何故かというと、過去の私の場合なのですが、私には抗不安薬がかなりの高容量を服用しないと効かなかったからです。

過去の私の場合なのですが、デパスですと一回、2mgは飲まないと全く効果を実感しませんでしたし、ベンゾジアゼピン系最強に位置づけられているフルニトラゼパムクラスでようやく、効果を実感するような悲惨なレベルでした。この薬は抗不安薬ではなく、(もっとも抗不安薬と睡眠薬は実は作用機序的に区別可能なものではないのですが)、睡眠薬クラスのベンゾドラッグを飲まないと抗不安効果を実感しなかったわけです。

少し話がずれましたが、私のパニック発作を克服できたのは、運動の習慣によって、でした。

(まとめ)

私のパニック障害の克服体験談ですが、有酸素運動の習慣をつけるようになってから発作は起こることはなくなりました。気質レベルの克服は、サプリメントや薬を服用するようになってからです。

沖仁宏

パニック障害を自力で克服

パニック障害を自力で克服

パニック障害を自力で克服するのははっきりいってかなり難しいです。軽度のパニック障害の人であれば自力で克服することは可能だと思います。どうすればよいのかというと、運動の習慣をつければいい。
下記の記事を参照ください。
http://genderexcel.org/2017/05/03/%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%82%92%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%A7%E5%85%8B%E6%9C%8D%E3%80%90%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91/

運動の習慣で脳内の抗うつ物質が増える

このようにパニック障害を運動を使って克服していくことは可能です。運動の習慣をつけていくと、脳内で抗うつ物質が総合的に増え、破損した神経細胞が蘇っていきます。このようなプロセスを経て、いつの間にか突然、パニック障害の症状など全く見られなくなるという状態に持ち込むことも不可能ではありません。しかしながら、中度以上のより本格的なパニック発作もちでは、自力での克服は非常に難しくなっていくでしょう。

しかし、パニック障害を自力で克服するのは難しい

それはほとんど、全般的な精神疾患に共通して言えることで、中度以上の精神疾患は遺伝要因が環境要因以上にほぼ確実に濃厚なので、自力で克服ですとか、そのように、自然発生的にどうにかできる問題ではないからです。たとえば、もともと性格的に暗い内向的な人が、いくら努力して明るく社交的にふるまおうと思い、そのような自分を装ってみても、必ずボロが出ますし、不自然。そして、結果的に実際問題として変わることはできないという事実を悟るわけです。

中度以上のパニック障害を自力で克服するのはほぼ不可能

したがって、パニック障害を自力で克服するのは、ほぼ不可能ということになります。(軽症例は除く)
ただし、症状の緩和は自力でも可能でしょうから、私がこのブログや他のHPなどで書き連ねてきたような克服法を試してみる価値は十分あります。

焦ったり気張ったりしない

いずれにせよ、パニック障害は治るものですので、あせらずに着々と克服へのプロセスを邁進(まいしん)していくということが大切です。これはどんなこと、どんな分野にも言えることなのですが、焦ったら負けなんです。そういうわけで、冷静さを失わないこと、毎日少しでも前進できればいいやという緩いスタイルを持つことが重要です。

(まとめ)

・パニック障害を自力で克服するのは難しい。
・薬やサプリメントを使用した治療法を取らないと軽症以外ではほぼ不可能。
・中度以上の精神疾患とはそれほど深刻なモノ。
・私の場合は、パニック障害に合わせて、強迫性障害、重度のうつ病、境界性人格障害、吃音が織り交じっていた。パニック発作自体は、大学時代に経験した。はっきりいって、強迫性障害、鬱気質はパニック障害の症状以上に、克服するにあたって、はるかにきつく厄介だった。
・自力克服しようと考えている人はとにかく気張ったり焦らないことが大切。

沖仁宏

パニック障害の人が飛行機を克服する対策

パニック障害の人が飛行機を克服する対策


パニック障害を持つ人では飛行機に乗れないという人が少なくありません。何故かというと、飛行機がもし墜落したらどうしようと考えるからです。また、飛行機のような一定時間、自由になれない環境で、そして公衆の前、パニック発作が起きたらどうしよう。過呼吸になったらどうしよう・・・・・・などとパニック障害の当事者は杞憂を抱いてしまいます。今回はパニック障害の人が飛行機に乗るのを克服するにはどうすればいいかという対策について書かせていただきます。

パニック障害のコントロールは精神論では語れない。しかし・・・

パニック障害の人が飛行機を克服するには、精神論や根性論でやはりどうにかなる問題ではいつもの話になってしまうのですが、ありません。たとえば、ヘビが嫌いな人にヘビを好きになれといくら言っても、ヘビを怖がります。しかしながら、ある程度、慣れるということはできます。

パニック障害でも飛行機を克服する一法

このような克服法を、暴露療法といいます。これは前の投稿で私が説明した
パニック障害を森田療法で克服できるのか?
という記事に新しいです。

パニック障害を持つ人が飛行機に乗れるようになるには、飛行機に乗ることを何度も繰り返すことがある程度有効です。要するに飛行機は慣れてしまうということです。ちなみに、飛行機が墜落する確率は、

旅客機が墜落する確率について引用: まず、米国の国家安全運輸委員会(NTSB)の調査によると、飛行機に乗った時に墜落する確率は0.0009%だそうです。 しかし、これはあくまで全世界の航空会社総合の平均値。 米国国内の航空会社のみを考えた場合、確率は0.000032%とされています。

つまり、墜落事故に遭遇する確率は宝くじの一等に当選するような天文学的に少ないそれなのです。このような統計の理解もパニック障害の人が飛行機に無事乗れることができるようになるために役立つ知識だと思います。要するに、パニック障害の人が飛行機を恐れる理由は杞憂であると頭で理解することができるようになるということができます。

飛行機に乗る1時間前に抗不安薬を服薬しておく

また、ここまでの話は、精神論が多かったので、それと真逆の具体的な方法を、ここで書きますと、旅客機内でパニック発作が起こるのが怖いのであれば、飛行機に乗る前に、搭乗ロビーで抗不安薬を服薬しておくと良いのです。抗不安薬はパニック発作を抑えますから、そうすれば、飛行機の中で、パニック発作で苦しむことはなくなります。抗不安薬は服薬後、効果が現れるまでに30分~1時間くらいかかるので、搭乗ロビーで待機しているときに服用しておくことをお勧めします。

(まとめ)

今回はパニック障害の人の飛行機を克服する・・・・・・そういった趣旨の記事を書かせていただきましたが、正直自分で書いていてバカバカしいと感じてしまいます。パニック障害あるあるのありきたりな記事だと今現在の私は感じてしまうからです。しかしながら、当事者は本当に苦しんでいることも同時に思慮し、申し訳ないとも感じました。

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パニック障害を薬物療法で克服

パニック障害を薬物療法で克服

これはパニック障害を薬物療法で克服というと、克服という形容が妥当なのわかりませんが、この場では慢性病で薬が必須な身体的疾患の人もいるので、克服ということにしてみましょう。パニック障害ではアドレナリンやドパミンといった興奮性の神経伝達物質が過剰放出されています。(これらのモノアミン系神経伝達物質はある程度互換性があります。つまり、ドパミンが上がればアドレナリンも上昇していくような機序を持っているということです。)

パニック障害を克服するのにGABAレベルを上昇させる

そして、脳内のグルタミン酸過剰がさらにパニック発作を煽っていくことになります。先天的にグルタミン酸受容体(NMDA受容体、非NMDA受容体)の密度が多かったり、グルタミン酸放出が過剰に行われたりしていると、記憶力は高くなったり、頭の回転は速くなったりしますが、こうして脳内がグルタミン酸過剰になると、GABA(γアミノ酪酸)が枯渇し、パニック障害を発症します。脳内の神経伝達物質の信号伝達の内、約80%を占めるのが、実はこのグルタミン酸とGABA(γアミノ酪酸)なのです。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

パニック障害を克服するには、したがって、GABA(γアミノ酪酸)を増やす薬を服用する必要があります。これは巷ではマイナートランキライザーすなわち、抗不安薬として知られています。デパス、レキソタン、メイラックス、ソラナックス、セパゾン・・・・・・すべて抗不安薬です。これらはベンゾジアゼピン系抗不安薬とカテゴライズされるもので、主にこの種の薬は、脳内でGABA受容体に結合し、受容体間のGABA濃度を上昇させます。したがって、リラックス、鎮静効果をもたらしパニック障害の症状であるパニック発作も起こりづらくなっていくわけです。

パニック障害はGABAを増やせば克服できる

GABA(γアミノ酪酸)は、脳内の過剰グルタミン酸を抑制し、同時に過剰グルタミン酸抑制は、パニック障害の原因物質とされるアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン過剰をも抑制させます。

しかしながら、巷の多くの人が実感しているように、ベンゾジアゼピン系抗不安薬を用いた薬物療法には、耐性形成(゠服用当初感じていた効果を感じづらくなっていき、次第に薬物依存を形成していく)というデメリットも存在しています。

頭の良い人にパニック障害は多い

私のクライアントの中で、パニック障害になったという人の話を聞くと、旧帝大主席の人ですとか、米国名門大学の学生ですとか知的に優秀と思えるような人が少なくありません。アルコールを飲むと、記憶力が低下し、筋肉が弛緩します。そして、リラックスし饒舌(じょうぜつ)になり、よく喋るように人はなりますが、これはアルコールが脳内のGABAレベルを直接的に上昇させることに起因します。
脳内のGABAレベルが上昇すると、リラックスするので、筋肉は和らぎ、心もくつろぐので多弁に人はなりやすいのです。

アルコールと抗不安薬の作用機序は酷似している

しかしながら、このとき明らかに人間は馬鹿になっていますね。よく「酒の勢いで・・・・・・」というような語源が古くから存在しているように、酒に酔って、衝動的で無計画な行動や言動を人はとりやすくなる。実際、本当にIQが下がっているわけです。
そして、アルコールと抗不安薬の作用機序は酷似しています。

馬鹿になればリラックスできる

要するに、言葉は悪いですが、馬鹿になればリラックスできるということになります。頭の良い人は良く考え、思考能力や記憶力が高い故に、その代償として、リラックスすることが苦手でパニック障害のような神経症になりやすい。これは強迫性障害でも何でもそうです。よって、その克服のための一法として、薬物療法によってGABAレベルを上昇させるという手段があります。しかしながら、薬物は化学物質ですから、健康によくなく、特に脳が発育途上の年少者には有害です。

そのため、害をなるべく出さない克服法の選定が要求されます。

(まとめ)

・パニック障害を克服するのに薬物療法は有効
・パニック障害に有効な抗不安薬はGABA(γアミノ酪酸)を脳内で上昇させる
・GABAが増えると、思考能力は低くなる。したがって、リラックスできる
・薬物療法は成人以下の年齢の人には推奨できない
・抗不安薬には耐性形成が存在する(゠次第に効きが悪くなっていく現象)
・もっと安全で有効な克服法がある
(英文が読める方へ↓)
http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/panic-attacks/basics/definition/con-20020825

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パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服できるのかというと、これも前に書いた記事と重複してしまうのですが、比較的軽症であれば十分に可能です。しかしながら、重症化し慢性化してしまうと、パニック障害を克服するのにマインドフルネス瞑想は有効ではなくなってしまいます。
何故かというと、パニック障害の渦中にある人は、100%雑念塗(まみ)れ(゠思考過剰)です。この雑念塗(まみ)れの状態で、マインドフルネス瞑想をやろうとしても、絶対に上手くいきません。

要するに、マインドフルネス瞑想は雑念、思考が生じづらい脳の状態になっていない限り、何時間座ろうが、がんばろうが、死を覚悟して座ろうが瞑想が瞑想にならないわけです。

マインドフルネス瞑想には二種類ある

パニック障害にはむしろ運動の方が有効です。運動をすると、小脳の活動が優位になるのですが、小脳は思考を抑制します。したがって運動をしていると自動的に思考がしづらい状態になります。たとえば、高速でジョギングしながら、嫌な出来事を思い出して泣く人はいません。嫌なことを思い出すのには、体の動きを止めていないとできないわけです。

パニック障害の人は基本、俗に言うマインドフルネス瞑想はやらない方が良い

 

マインドフルネス瞑想でパニック障害を克服しようという試みの危険性はここにあります。マインドフルネス瞑想とは主に、座って行う座禅や瞑想を指す場合が主です。静かに体の動きを止めて座っていると、雑念や思考が大量に発生してきます。これはなにもパニック発作や強迫観念に悩まされている人に限った話ではなく、心身が健康な人においてさえも言えることです。マインドフルネス瞑想を専門に行う禅僧でさえも、雑念に悩まされると主張しています。

したがって、体の動きを止めて行う瞑想の難易度は、体を動かして行う運動や筋トレのような瞑想よりも遥かに高くなります。

過去の私の瞑想経験談

それをパニック発作に苦しんでいるパニック障害の人が挑戦しようという試みは私はごく軽症の人を除いては推奨しません。
過去の私は毎日10時間マインドフルネス瞑想の訓練を行っていましたが、ある時を境に瞑想ができなくなってしまいました。
しまいに私に起きたことは、計画的な自殺未遂の断行
でした。

要するに、
座って行うマインドフルネス瞑想を行うことによって、より悩みが深く強くなり、症状が悪化したという話になります。

動いて行うマインドフルネス瞑想の勧め

そこで、パニック障害を自力で克服したいと考える人に勧めるのは、やはり有酸素運動やハタヨガ(ヨガのうち体を動かして行うエクササイズ)です。とにかく心の病に罹った人は、有酸素運動やハタヨガを行い、筋肉を柔軟にすることが非常に大切です。筋肉が物理的に柔軟になると、パニック発作を誘発するアドレナリンが放出されても、GABA(γアミノ酪酸)がその働きを抑制するようになるので、精神が不安定になりづらくなるわけです。
(実際、海外の研究でハタヨガを行うことで、被験者のGABA濃度が約30%上昇したという報告もなされています。)

したがって、パニック障害の状態にある人は座って行うマインドフルネス瞑想よりも運動やハタヨガのような動いて行うマインドフルネス瞑想を行うといいという話になるわけです。

(参考):
パニック障害を運動で克服

まとめ

マインドフルネス瞑想には二種類ある。
①座って行う静的マインドフルネス瞑想
②動いて行う動的マインドフルネス瞑想

パニック障害のような心の病の人では思考過剰、雑念過剰のため①はごく軽症の人を除いてはうまくいかないことがほとんど。
よって、②の動的立場のマインドフルネス瞑想を実行すると良い。私のYoutubeチャンネルにやり方や詳しい話があるので、そちらを参照するとさらに理解が進むはずです。

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パニック障害を呼吸法で克服できる?

パニック障害を呼吸法で克服できる?

ごく軽症のパニック障害であれば、呼吸法で克服できるかと思います。パニック障害のような心の病気にかかっている人は、浅く弱い呼吸が慢性的な習慣になっています。そして、呼吸が浅いと精神が不安定になり、パニック発作の惹起に終局的につながることになります。


呼吸とはそもそも何か?

呼吸は書いて読んだごとくですが、呼気と吸気の繰り返しをいいます。呼気とは吐く息です。吸気とは吸う息です。

・吐く息が長く力強いほど副交感神経が優位になります。(゠つまり、リラックスできる。)
逆に、
・吸う息に力が入り、吸う息が長いと交感神経優位の緊張型になります。つまり、パニック障害になりやすくなるわけです。

呼吸のコントロールは、脳幹という最も古い脳部位が司り、そこから大脳新皮質に存在する中枢神経系統との相互互換作用で、深い呼吸および浅い呼吸が決定づけられています。したがって、人為的な呼吸法によって呼吸を制御し、それによってパニック障害を克服しようという試みは、かなり無理があります。ことに、中度以上のパニック障害においてそういえます。何故かというと、呼吸のパターンは既にあなたの脳の機能によって必然的に生み出されているからです。

パニック障害を克服する最も効果的な呼吸法とはなにか?

しかしながら、パニック障害に呼吸法が全く無効かというとそういうわけでもありません。パニック障害を克服するのに、最も効果的な呼吸法の練習は何かと皆さんは考えますか?それは、息が上がるような有酸素運動の習慣をつけることです。これは前の記事で説明しているのでそちらを参照ください。

【↑私によるパニック障害を克服する呼吸法についての解説】

なぜ、有酸素運動が最上の呼吸法の練習になるのかというかというと、運動をすると、呼吸筋(呼吸に関連する筋肉群)が、激しく収縮と拡張を繰り返します。
この収縮と拡張の幅が広ければ広いほど、深い安定した呼吸ができていることを意味します。
つまり、呼吸に関する筋肉が柔軟になるということです。呼吸筋が柔軟になると必然的に長く深い呼気に力の入った呼吸が可能になるという算段です。

脳内の神経伝達物質でいえば特に、GABA(γアミノ酪酸)が増加するので、筋肉が弛緩しリラックスする、それに伴い心も安定するということです。よって、パニック障害を克服するために呼吸法なんて練習する前に、有酸素運動の習慣を先につけなさい、という話になるわけです。

(まとめ)

パニック障害を克服するのに、まず第一に呼吸法などいちいちやる必要はない。
運動の習慣をつけるだけで、呼吸筋は必然的に柔軟になるので、
呼吸が深くなり、脳波が安定する。(゠精神が安定する)

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パニック障害を森田療法で克服できるのか?

パニック障害を森田療法で克服できるのか?

と問われれば、私はごく軽症のものであれば「できる」と回答します。森田療法とは、パニック障害の患者を施設に入院させるなどして、暴露反応療法を継続的、持続的に行い、脱感作(だっかんさ)(゠恐怖の対象に慣れさせる)させる・・・・・・というものです。森田療法はパニック障害の克服法の中で、一番まともで信頼できる治療法です。ほんのごく軽症のパニック障害であれば、森田療法と運動の習慣だけで克服できると思います。
(森田療法の創始者、森田正馬はもともとパニック障害の患者で、東大在学中に死に物狂いで勉強に没我没入しているうちに、パニック発作を克服したことを契機に、森田療法という治療法を創始しました。)

中度以上のパニック障害は森田療法で克服できない

しかしながら、中度~重症のパニック障害になると、森田療法ですら太刀打ちできなくなります。何故かというと、重症度が増すほど遺伝的な要因(ファクター)が濃厚になってくるからです。要するに、生まれつき「パニック障害脳」を持って生まれてしまったという残酷な話になってくるわけです。

森田療法を行うことは環境要因によって後天的に遺伝子発現を変容させようという試みです。運動の習慣をつけることも遺伝子発現に影響を与えます。要するにパニック障害を発症しうるリスク遺伝子を眠らせる、もしくはパニック障害を克服するのに必要な遺伝子のスイッチを入れていく・・・・・・というメカニズムになります。

森田療法や運動は遺伝子の働きを変える

たとえば、後者の話ですと、パニック発作の原因の一つであるアドレナリンを抑制するGABA(γアミノ酪酸)のような善玉遺伝子の発現をブーストしながら、パニック発作発症リスクを低減させていく・・・・・・などなど、このような形の話になります。
ただし、中度~重度のパニック障害では、リスク遺伝子自体が強烈に脳機能に作用していますから、森田療法を用いても克服は限りなく難しくなります。その理由は、過度の神経質という気質自体は、生まれつきの先天的なものであるからです。人間の性格は気質が根幹に存在し、その気質(明るい゠物事を前向きに捉える、暗い゠物事を消極的に捉える)に色付けされ、既に生れ落ちたときから構成、決定づけられています。

神経質は薬やサプリメントを飲まないと変えられない

長年の座禅や瞑想の修行をやろうが、運動の習慣をつけようが、この気質は変えることができません。そもそも本来であれば気質など変える必要などないものであるかもしれません。生まれつき、明るい性格の人ですとか、比較的普通な人たちはそんなこと考えたことなどないと思います。
しかしながら、過去の私のように過度のハイパー神経質のような気質を生まれついて持ってしまうと、社会的な活動が一切できなくなります。要するに何もかも終りだということをこれは暗に意味します。

パニック発作が人前に出るとコントロール不能なレベルで現れるからです。(過去の私の場合においてですが、パニック障害だけでなく、他にも数々の精神疾患、症状が現れていました。)これらのものを根性で克服しようという試みは、どんなに過激な精神修養をしてみても無駄でした。私は入隊経験がありますが、軍隊というのは森田療法と同じ暴露反応療法です。

神経質は克服できない

一切プライベートなしの生活を365日ほぼ毎日繰り返します。

そのような経緯を経ても神経質は治りませんでした。
軍隊で長年訓練を受けてきた上官は、「性格は変わらないよ」と若い私に話しました。
また、長年禅の修行を積んだある禅僧も「座禅や瞑想で性格は変わらないよ」と同様に話してくれたことがあります。
今現在の私は「まさにその通りだなぁ」と懐かしく述懐するモノですね。認めたくない残酷な現実が存在しているわけです。

(まとめ)

森田療法はパニック障害の克服において軽症のモノには有効です。
しかしながら、中度~重度のパニック障害にはほとんど役に立ちません。
何故かというと、重症度が増すほどそれに比例して遺伝要因が環境要因よりも濃厚になっていくからです。
(医学的にも確認されている事実)
したがって、中度以上のパニック障害は薬とサプリメントを最高の組み合わせで服用していくという治療の方法をとらないと、まず治りません。

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(最終更新:2017/07/08)

パニック障害を運動で克服【最新版】

パニック障害を運動で克服【最新版】

パニック障害を克服するのに、運動はかなり有効です。運動は1円もお金がかかりませんから、誰でも今からでも開始することができるパニック障害の克服法になりえます。パニック障害を運動で克服する場合、注意点が少しあります。それは高強度の有酸素運動や筋トレを運動の工程に必ず盛り込むということです。何故かというと、最重度のパニック発作や深刻な不安症状には、強度の高い(キツイ)運動のみが有効であることが科学的に論文で証明されているからです。

どのような運動がパニック障害克服に効くのか?

2005年チリの高校生に対して運動が心にどう影響を与えるかということについて9か月間という長期をまたぐ形で実験が行われました。その研究では、まず中度から重度のパニック障害や不安障害の症状持たない健康な被験者を、キツイ運動をするグループ、低強度の軽い運動をするグループに分け、実験は行われました。その結果、判明したことは高強度の運動をしたグループのみに不安レベルの大幅な改善が見られたということです。低強度の運動をしたグループにはほとんど変化はありませんでした。

なぜ運動がパニック障害の克服に役立つ理由は、運動をすることでセロトニン、GABA(γアミノ酪酸)が脳内で増え、パニック障害の原因となるアドレナリンを抑制するように働くからです。運動はこのようにHPA(交感神経及び下垂体–視床下部–副腎)軸のバランスをとるような働きを結果的に為します。

少し話がずれたが、このような形で、要するに軽い運動だけをしていたのでは、パニック発作や不安の減弱にあまり効果がないということになります。
↑↑具体的な運動の方法【私による解説】

私のパニック障害克服経験談

過去の私は心臓が止まるのではないかというパニック発作に見舞われたことがありました。しかしながら、この症状は運動の習慣をつけることで克服することができました。特に高強度有酸素運動や筋トレが効いたことを実感しています。軽いジョギングだけでも治療的な効果はありましたが、より劇的な効果はキツイ運動を取り入れるようになってから・・・・・・でした。そのような理由から、日本で運動の精神疾患への有効性をいち早く公(おおやけ)に主張していたのが過去の私でした。

(まとめ)

①高強度有酸素運動(70%~100%)の無酸素域と有酸素域の境目くらいのキツイ運動を数秒~5秒必ず、運動のルチーンに取り入れるようにする。1セット程度でも構わない。(かなり短めに行うのがポイント)筋トレも併せられるとさらに効果的。
②低強度の有酸素運動(゠ジョギング、散歩、踏み台昇降など)は10分くらいで良い。このプロセスに高強度有酸素運動を必ず1セットは取り入れること。
③運動はGABA、セロトニンレベルを上昇させ心をリラックスさせる天然の抗うつ薬であり、抗不安薬である。
④運動はBDNF(脳神経栄養因子)を増やし、BDNFはストレスホルモン「コルチゾール」の攻撃から脳神経を防御する。また、BDNFは脳神経の新生を促す。
⑤パニック障害の人で、体が過度に疲れていたり、運動の習慣がまったくない人はいきなり高強度の運動はやらない方が良い。肉体的に疲れたと感じた日や筋肉痛の日は休みをしっかりとる。
⑥無理はしない方針で行くと良い。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=john+j+ratey

(最終更新2017/05/03)
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パニック障害を克服

パニック障害を克服

パニック障害を克服するのは難しい話ではありません。パニック障害は芸能人にも多いといわれ、世界各国、特に先進国において近年激増している精神疾患の一種です。(旧名:心臓神経症)主なパニック障害の症状は、急な動悸、過呼吸などのパニック発作が予測不可能の状態ではじまり、当人は電車の中やあるいは飛行機の中で、パニック発作に見舞われるのを恐れ、そのような密閉された環境を避けてしまう人が少なくありません。

このような症状を医学的には予期不安と呼称します。

他には、広場恐怖ですとか上述したような閉所恐怖などといった特定の恐怖症(不安障害)を合併している場合も少なくありません。このようにパニック障害とは不安障害の一種なのです。
(昔は神経症だとかノイローゼと呼ばれていました。)

パニック障害は本当に克服できる

しかしながら、パニック障害を克服できるものであります。

パニック障害を克服する場合と、その親戚とされる強迫性障害の克服の仕方は非常に似通っています。その理由は、パニック障害は感情コントロールに問題を抱えている脳の物理的な機能障害であり、性格や心の問題によって発症するものではないからであります。
パニック障害の人が、強迫性障害を抱えることは少なくありません。何故かというと、パニック発作の予期不安(゠強迫観念)に頭がとらわれているとみることが可能であるからです。したがって、この種の感情コントロール障害、不安障害(゠神経症)というものは、その多くが親戚関係のようなものが少なくないのです。そして、その症状を産みだしているのは、純粋にあなた自身の脳(Brain)です。

パニック障害を克服するには脳の機能を変えないとダメ

話が少し横にそれたので元に戻しますが、

要するにパニック障害を克服するには、脳機能レベルにおける介入法がその克服のために必要不可欠になるわけです。

パニック障害は脳機能の問題

パニック障害は心理カウンセリングを受けてみたりやインナーチャイルドセラピーを受けて、潜在意識(無意識)を癒してみても未来永劫(えいごう)、克服しようがないものです。精神疾患というものは脳の病気であるので、潜在意識とか心の傷を癒すとか、ほぼ関係ないです。(勘違いしている人が非常に多いのでここで誤謬(ごびゅう)を正しておきますが、過去の私もかくいうその種の人間の一人でした。)脳の機能をきちんと正していく治療法をとらないと、このパニック障害に限らず、社会不安障害も対人恐怖症も克服することはできないという話になるわけです。

パニック障害を克服するのに無効なモノ、有効なモノ(まとめ)

【パニック障害克服にほぼ無効なもの(※気休め含む)】
・心理カウンセリング
・インナーチャイルドセラピー
・催眠療法
・精神療法
・心理療法
・認知療法
・認知行動療法
・暴露反応療法

【パニック障害克服に有効なもの】
・薬物療法
・運動療法
・マインドフルネス瞑想療法

という比較的簡単な構図になります。

前者はごく軽症のパニック発作には多少効果がある場合がありますが、パニック障害を産み出している神経質な性格ですとか気質といった本質的な問題は、一切解決できません。あくまでも補助や気休めとして機能するものです。
後者は中度から重度のより遺伝要因が濃厚であると見なすことが可能な比較的重度のパニック障害の克服に非常に有効になります。
全く味気ない無機質な話になってしまいましたが、真実とは常に残酷なものなのです。
(過去の私はこの事実を認めることが本当に嫌でした。)

パニック障害を克服するにはまず事実を冷静に確認しよう

パニック障害を克服するのに、基本的に民間療法は一切無効です。無効というのは誤った表現かもしれませんが、一時的な気休めにしかならないという形容であれば、反駁(はんばく)の余地はもはやないでしょう。

たとえば、パニック障害は骨の歪みが原因だとする説がありますが、科学的な根拠が一切存在していないわけです。そのようなものでもし、本当にパニック障害が治るのであれば、そもそも誰も苦労しませんし、その種の方法が効果があるのであれば、米国のような国の精神医療の臨床において既にその種の治療法は採用されているはずです。

たとえばですが、
そのような方法でパニック障害を本当に克服できるのであれば、お風呂にでも浸かって筋肉をゆるめてリラックスすれば、誰しもそもそもパニック障害などかかっていなどいないはずの話になります。(筋膜の委縮硬化が骨の歪みを産むため)

民間療法は危ない


また、パニック障害を克服する場において、潜在意識を書き換える、インナーチャイルドを癒すというのもすべて嘘の話になります。潜在意識を書き換えても神経質という気質自体は変えようがないものであるからです。冷静になって考えてみればわかると思いますが、潜在意識を書き換えることで、黒人が白人になれますか?あるいは白人が東洋人になれるのでしょうか?

遺伝子自体がかなり異なっているので100%無理です。

この話が、パニック障害の克服を真剣に願う人の中においても、適応できます。

遺伝子が脳の機能の傾向(゠性格、気質の傾向)をコントロールし、症状を発現させているわけです。性格を変えたい、症状を治したいと思っても、遺伝子で既に決まっているので、極軽症例は除いてはその望みは叶わないわけです。

しかしながら、理論も科学性も実験再現性も全くない克服法で本気で治ると思い込んで閉まっている人が意外と少なくないようです。

(まとめ)


パニック障害を克服したいという人はそもそも神経質という性格を変えたいと思っている人が少なくない。したがって、性格まで変えていく治療法の選定が大切になってくるわけです。こうしてやっていけばパニック障害は意外と簡単に自力で克服できるでしょう。

パニック障害を克服【最新版】 (←トップへ戻る)
(最終更新:2017/12/11)