パニック障害の人が飛行機を克服する対策

パニック障害の人が飛行機を克服する対策


パニック障害を持つ人では飛行機に乗れないという人が少なくありません。何故かというと、飛行機がもし墜落したらどうしようと考えるからです。

また、飛行機のような一定時間、自由になれない環境に拘束されることで、パニック発作が起きたらどうしよう。過呼吸になったらどうしよう・・・・・・などとパニック障害の当事者は杞憂を抱いてしまいます。

ことに、人前ですので、パニック発作が起きれば、
恥ずかしいし、他人に迷惑をそして悟られたくもない・・・・・・。
このような考えにパニック障害の方は、
飛行機のような乗り物に乗る際、
抱くことが少なくないとされています。

パニック障害の人が飛行機を苦手とする理由

・飛行機に乗ると長時間拘束される
・閉塞された空間である
・大人数の人がいるのでストレスになりやすい
・墜落するのではないかという予期不安を持ちやすい

などが挙げられます。

今回はパニック障害の人が飛行機のような乗り物に乗る際において、どのような対策をとればいいかについて書かせていただきます。
飛行機の場合、電車のような乗り物に比べると、さらに長い時間拘束されることになります。

その途中でパニック発作が起きたら、と心配になる人も少なくないかと思われます。

パニック障害のコントロールは精神論では語れない。しかし・・・

パニック障害の人が飛行機のような乗り物を克服するには、精神論や根性論でやはりどうにかなる問題では(いつもの話になってしまうのですが)ありません。

たとえば、ヘビが嫌いな人にヘビを好きになれといくら言っても、ヘビを怖がります。トカゲが大嫌いな人にトカゲを好きになれというのが無駄なことであるのと全く同じ話です。

しかしながら、ヒトはある程度、
「物事に慣れる」ということはできます。

パニック障害でも飛行機を克服する方法論

このような克服法を、暴露療法といいます。
これは前の投稿で私が説明させたいただいた
パニック障害を森田療法で克服できるのか?

という記事に新しいです。

パニック障害を持つ人が飛行機に乗れるようになるには、飛行機に乗ることを何度も何度も繰り返すことがある程度有効です。要するに飛行機に乗ること自体に、慣れてしまうということです。

ただしある程度までです。

飛行機が墜落する確率は天文学的に低い

ちなみに、飛行機が墜落する確率は、

旅客機が墜落する確率について引用: まず、米国の国家安全運輸委員会(NTSB)の調査によると、飛行機に乗った時に墜落する確率は0.0009%だそうです。 しかし、これはあくまで全世界の航空会社総合の平均値。 米国国内の航空会社のみを考えた場合、確率は0.000032%とされています。

つまり、墜落事故に遭遇する確率は宝くじの一等に当選する以上に非現実的な天文学的に低い数字です。このような統計の理解もパニック障害の人が飛行機に無事乗れることができるようになるために役立つ知識だと思います。

要するに、パニック障害の人が飛行機を恐れる理由の一つは杞憂であると頭で理解することができるようになるということができます。

飛行機に乗る1時間前に抗不安薬を服薬しておく

また、ここまでの話は、精神論が多かったので、それと真逆の具体的な方法を、ここで書きますと、
旅客機内でパニック発作が起こるのがどうしても怖いのであれば、飛行機に乗る前に、搭乗ロビーで抗不安薬を服薬しておくと良いのです。

抗不安薬はパニック発作を抑えますから、そうすれば、飛行機の中で、パニック発作で苦しむことはなくなります。

抗不安薬は服薬後、効果が現れるまでに30分~1時間くらいかかるので、搭乗ロビーで待機しているときに服用しておくことをお勧めします。また、搭乗ロビーには睡眠薬が市販されていることもあります。睡眠薬にも抗不安効果があるので、そういった空港で売られている睡眠薬を飲むことでも処方薬よりは弱いですが、パニックを予防する効果があります。

注意点:

(ただし、車の運転のような自分で行う乗り物の操作の場合においては、十分に注意してください。抗不安薬は一般に注意力を散漫にするからです。)

パニック障害の人は飛行機に単独で乗るのを避ける

これも対策になります。パニック発作が仮にもし起きても、同伴してくれる人がいるとそれが大きな安心につながりますので、発作は起こりづらくなります。

しかし、サラリーマンのような仕事をされており、単独で遠方への出張を命ぜられた場合、現実的にこれは難しいと思います。
したがって、あまりにも症状が酷いのであれば、抗不安薬を事前に飲んでおくことが一番です。

カフェインは避ける

飛行機の搭乗ロビーや機内において、飲み物としてコーヒーが出されることが少なくありません。

カフェインは興奮物質ですので、一般にパニック障害を悪化させます。そのため、空港内外でのカフェインの摂取は中止した方がよく、アルコールの方が遥かに良いのです。

逆に、アルコールを飲むとリラックスします。
(もちろん、職務中の飲酒は日本ではまず、できませんが、海外では普通に昼間からビールを飲んでも問題なしとか結構あります・・・・・・。)

座席予約はなるべくトイレに近い席にしておく

パニック発作が起きたり、吐き気が催してきた場合、トイレに駆け込むことが必要です。

そのような場合、トイレに近い座席を予約しておいた方が、もしものときに便利です。飛行機搭乗中にパニック障害で吐き気が急に出た場合でも、すぐにトイレに駆け込むことが可能で、その場で吐いてしまうことなどもまずなくなります。そういう意味で、パニック障害を抱える人はなるべくトイレに近い座席を予約しておいた方が無難になります。

あまりにパニック障害が酷い場合は航空会社に事前に伝えておく

航空会社によっては、事前に「持病にパニック障害があるので」と伝えることを推奨しているところもあります。特に海外ではこのような会社が多くなってきています。

そのような場合、医師の診断書があるとかなり便利です。海外便を利用し、海外へ行く場合は、主治医に英語の診断書を簡易なものでも構わないので作成してもらっておいた方がことはスムーズに運びます。

国内最大手の航空会社のひとつJALのホームページでは、「パニック障害を抱える人は、飛行機に乗る前に、必ず医師の相談のもと抗不安薬を携帯していてください」と説明されています。「備えあれば患いなし」ということで、事前の準備というのも問題なく搭乗を成功させるためにかなり重要になってくるということでもあります。

(まとめ)

飛行機は電車のような乗り物に比べるとパニック障害の人から見れば、ハードルは高いです。長時間、密閉空間に拘束されることになるからです。
(関連:)
パニック障害と電車【対策】

今回はパニック障害の人の飛行機を克服する・・・・・・そういった趣旨の記事を書かせていただきましたが、パニック障害の人は飛行機に限らず、閉所で一定時間拘束される環境を苦手とすると言われています。

しかしながら、同じ環境、状況を何度も繰り返すことで、ある程度その苦手な対象へ慣れることは可能です。

それでもどうしても乗り越えられないような予期不安が生じるのであれば、薬を事前に飲まれておくことも一法で有効です。そして、好きな音楽でも聴いてリラックスして寝てしまえばいいのです。過去の私ですが、飛行機は大丈夫だったのですが、さすがに、10数時間も搭乗を余儀なくされる海外便にはうんざりさせつづけられました。

そんな時は、好きな音楽をひたすら聴いていましたね。。。

少しでもこの記事がパニック障害で苦しむ人の助けになれば幸いです。

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パニック障害を薬物療法で克服

パニック障害を薬物療法で克服

これはパニック障害を薬物療法で克服というと、克服という形容が妥当なのわかりませんが、この場では慢性病で薬が必須な身体的疾患の人もいるので、克服ということにしてみましょう。

パニック障害ではアドレナリンやドパミンといった興奮性の神経伝達物質が過剰放出されています。(これらA系のモノアミン系神経伝達物質はある程度相互互換性があります。
つまり、ドパミンが上がればアドレナリンも上昇していくような機序を持っているということです。)

パニック障害を克服するのにGABAレベルを上昇させる

そして、脳内のグルタミン酸過剰がさらにパニック発作を煽っていくことになります。

先天的にグルタミン酸受容体(NMDA受容体、非NMDA受容体)の密度が多かったり、グルタミン酸放出が過剰に行われたりしていると、記憶力は高くなったり、頭の回転は速くなったりしますが、こうして脳内がグルタミン酸過剰になると、GABA(γアミノ酪酸)が枯渇し、パニック障害を発症します。脳内の神経伝達物質の信号伝達の内、約80%を占めるのが、実はこのグルタミン酸とGABA(γアミノ酪酸)なのです。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬

パニック障害を克服するには、したがって、GABA(γアミノ酪酸)を増やす薬を服用する必要があります。
これは巷ではマイナートランキライザーすなわち、抗不安薬として知られています。

デパス、レキソタン、メイラックス、ソラナックス、ワイパックスなど色々ありますが・・・・・・
これらのものすべて抗不安薬です。

これらの薬はベンゾジアゼピン系抗不安薬とカテゴライズされるもので、主にこの種の薬は、脳内でGABA受容体に結合し、受容体間のGABA濃度を上昇させます。したがって、リラックス、鎮静効果をもたらしパニック障害の症状であるパニック発作も起こりづらくなっていくわけです。

パニック障害はGABAを増やせば克服できる

GABA(γアミノ酪酸)は、脳内の過剰グルタミン酸を抑制し、同時に過剰グルタミン酸抑制は、パニック障害の原因物質とされるアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン過剰をも抑制させます。

しかしながら、巷の多くの人が実感しているように、ベンゾジアゼピン系抗不安薬を用いた薬物療法には、耐性形成(゠服用当初感じていた効果を感じづらくなっていき、次第に薬物依存を形成していく)というデメリットも存在しています。

頭の良い人にパニック障害は多い

私のクライアントの中で、パニック障害になったという人の話を聞くと、旧帝大主席の人ですとか、米国名門大学の学生ですとか知的に優秀と思えるような人が少なくありません。

アルコールを飲むと、記憶力が低下し、筋肉が弛緩します。そして、リラックスし饒舌(じょうぜつ)になり、よく喋るように人はなりますが、これはアルコールが脳内のGABAレベルを直接的に上昇させることに起因します。

脳内のGABAレベルが上昇すると、リラックスするので、筋肉は和らぎ、心もくつろぐので多弁に人はなりやすいのです。

アルコールと抗不安薬の作用機序は酷似している

しかしながら、このとき明らかに人間は馬鹿になっていますね。よく「酒の勢いで・・・・・・」というような語源が古くから存在しているように、酒に酔って、衝動的で無計画な行動や言動を人はとりやすくなる。実際、本当にIQが下がっているわけです。

そして、アルコールと抗不安薬の作用機序は酷似しています。

馬鹿になればリラックスできる

要するに、言葉は悪いですが、馬鹿になればリラックスできるということになります。頭の良い人は良く考え、思考能力や記憶力が高い故に、その代償として、リラックスすることが苦手でパニック障害のような神経症になりやすい。

これは強迫性障害でも何でもそうです。

よって、その克服のための一法として、薬物療法によってGABAレベルを上昇させるという手段があります。しかしながら、薬物は化学物質ですから、健康によくなく、特に脳が発育途上の年少者には有害です。

そのため、害をなるべく出さない克服法の選定が要求されます。

(まとめ)

・パニック障害を克服するのに薬物療法は有効
・パニック障害に有効な抗不安薬はGABA(γアミノ酪酸)を脳内で上昇させる
・GABAが増えると、思考能力は低くなる。したがって、リラックスできる
・薬物療法は成人以下の年齢の人には推奨できない
・抗不安薬には※耐性形成が存在する
(※次第に薬の効きが悪くなっていく現象)

・もっと安全で有効な克服法は存在する
(参照:)
(英文が読める方へ↓)
http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/panic-attacks/basics/definition/con-20020825

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パニック障害を食べ物で克服【最新版】

パニック障害を食べ物で克服【最新版】

パニック障害を克服するのに食べ物は非常に重要です。人間の脳内の神経伝達物質は食べ物(食事)に含まれる栄養素によって生成されるからです。

今回、「パニック障害を克服するのに有効な食べ物はいかなるものであるのか」ということについて詳しく説明していきます。

パニック障害を克服するのに有効な食べ物

玄米

玄米は白米よりも遥かに多いビタミン、ミネラルを多く含み、栄養価の高く、そして食物繊維も豊富なため、生体、脳の健康を維持するのに非常に有効な食べ物です。私自身の体験からも、玄米を食べていると、活力が湧いてくるのがわかり、大学時代のパニック発作や神経症の症状が強かったころの私は、白米食から玄米食に変えて、パニック障害の症状はほとんどみられなくなりました。(※その他の要因として運動の習慣をつけたことも効きました)

また、韋駄天(いだてん)のように体が軽くなったのを覚えています。白米を食べると頭が鈍くなったのですが、玄米にしてから頭がシャープに冴えわたるようになりました、

ソバ

精白されていないので、うどんよりも豊富な栄養を含むみ、玄米に並んでソバはパニック障害を克服するのに有効な食べ物のひとつです。昔の私は玄米に加えて、ソバをよく食べるようにしていました。ソバの方がメンタル面に良好な影響を及ぼすということを体験的に実感してきたからです。

このように、パニック障害の克服には「精白されていない色を含まない食物を食べると良い」のです。

生野菜食

生野菜食をしていると、パニック障害の人が精神的ストレスによってなりがちな胃腸障害の類はほぼ完全に消失します。これは断食を何度も実行している人(特に生野菜食主義者)には有名な話で、生野菜食を中心にすると、胃腸障害はほぼ確実に消失します。
(関連:)
パニック障害の克服に断食は有効か?

また、生野菜食では茹でてしまった野菜よりも豊富なビタミンを含んでいるので、リラックスに重要な脳内の神経伝達物質を増加させることにも役に立ちます。

さらには、胃腸の問題が解消すると腸脳相関とこれはいうのですが、脳内の炎症も抑えられることが近年の研究によってわかってきています。脳内に存在するセロトニン受容体やGABA受容体は実は腸にも存在しており、両者は相互に影響を及ぼしあっていると言われているわけです。
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4367209/)

昔の人は、「腸は第二の脳である」と言っていました。

胃腸の問題が治ると精神状態も安定してきます。そういう理由で、パニック障害を克服するのに生野菜食を中心にしてみるのも一法です。

調理法の優先順位:

調理方法の優先順位をここで話しますと、「生野菜食>炒め物>茹でる」の順です。左にいくほど栄養価は高くなるわけです。

また、すぐ下で述べる漬物(発酵食品)や干し物は少し趣旨はずれるのですが、生野菜食並みに大切なモノです。

発酵食品

食べ物を発酵させると栄養価が増し、しかも腸内細菌を整えるのに有効な善玉菌が増加します。キムチだとかみそ汁だとか納豆といった発酵食品は豊富な繊維質を含み、しかも体と心の調子を整える酵素をふんだんに含んでいます。

だからこそ、健康食として日本食が全世界で人気が高いわけです。
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4833420/)

全体食

全体食とはたとえば、魚を食べる場合、身だけを食べるのではなく、皮も骨もすべて食べることをいいます。ミカンを食べる場合は、実だけではなく皮もすべて食べます。大根も葉っぱも一緒に食べることで、より多くのビタミンを得ることができます。

あまり知られていないことなのですが、食べ物は得てして、皮と実の接触面に豊富な栄養が含まれているからです。(※注:魚は全体食で食べる場合、南蛮漬けのようにしたり、骨は十分に炙(あぶ)ったりしないと危険です。(鰯(いわし)のような骨も細く弱い魚であれば安全。)また、野菜や果物の場合、有機栽培された無農薬のものでなければ、皮まで食べると、皮に付着した残留農薬を直に取り込んでしまうことになります。その点は注意してください。)

パニック障害の人が避けた方が良い食べ物、飲み物

コーヒー、コーラ

コーヒー、コーラは、カフェインを大量に含んでいるのでパニック障害の人が摂取しすぎると、過剰興奮状態に陥り、パニック発作が酷くなったり、緊張状態で夜眠れなくなる場合が少なくありません。

私のクライアントのある方は、「コーヒー」を飲むと「エライことになる」といっていました。

特にカフェイン過敏症の人の割合は西洋人よりもアジア人の方が多いといわれています。

このカフェイン過敏症がある場合、それでかつパニック障害の症状を併せ持つ人では、コーヒー、コーラは非常に害があるので控えめにしておくことが大切です。

何故かというと、中枢神経を刺激する作用機序を持ち、パニック障害の人ではこの中枢神経系統の働きが過剰亢進していることがわかっているからです。

アルコール

アルコールは特に問題があるわけではなく、適度なアルコールの摂取は心をリラックスさせるので、文字通り特に問題はありません。しかしながら、度が過ぎたアルコール摂取は、依存症を呼び込み、脳内の神経伝達物質の信号送信に関わる受容体数(レセプター数)のダウンレギュレーションを引き起こします。

たとえば、アルコールを飲むと、脳内でリラックスに大切なGABAという神経伝達物質の濃度が上昇するので、肩の荷が下り、呼吸は深く、心理状態としてはリラックスすることができます。

しかしこれはアルコールを飲むことによって、無理やり脳内のGABAを増加させているということで、「モノに頼れば受容体は弱くなっていきます。」

そのため、GABA受容体数がダウンレギュレーションし、減っていくわけです。(ベンゾジアゼピン系抗不安薬を飲むのと同じ)このような状態になると、「アルコールを飲まないとリラックスできない」というような心理状態に陥りやすくなり、夜眠れなくなったりし、「ついついアルコールに頼ってしまう」というような中毒状態を引き起こすことがあります。

アルコールを飲むと、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌量が低下することもわかっているので、寝酒、深酒は睡眠の質を落とし、脳を休めることができなくなるので、その摂取にはある程度分別を付けた方が身のためです。

インスタント食品、ジャンクフード

インスタント食品は、ビタミンやミネラル、食物繊維がほとんど含有されておらず、逆にビタミンやミネラルの吸収を阻害する物質が含まれていたり、ジャンクフードばかりを食べているとカロリー過多、糖分過剰になる可能性もあります。

適度なこれらの食べ物の摂取は問題なしですが、毎日のように過度に食事としてこのような食品を頻繁にとっている人は気を付けてください。何事も節度を保つことが大切です。

パニック障害を克服する食べ物は忠実に実行しない方がいい

しかしながら、「食事でパニック障害を克服するんだ!」と意気込むのは良いのですが、あまり完璧主義になり過ぎるのはよくありません。

食べ物を食べることは人間の本能欲のひとつで、大きなストレス解消につながります。

そういうわけで、巷では糖分はよくないだとか、コーヒーは良くないだとか言われるのですが、私は6~7割程度実行できているのであれば、全然問題はないと思います。

「何故かというと、すぐ上でも述べましたが食事自体が癒しである」からで、完璧主義に完全に実行しようと思うと逆にそれがストレスにつながります。

本能欲を無理に抑制しようとするとそれが逆にストレスになってしまうわけです。

ストレス過多な状態にあるのが、そもそもパニック障害をはじめとする神経症の状態の人ですから、「少しくらいストレス解消として好きなものを好きなだけ食べたって問題はない。そしてもし食べ過ぎたのならば、余分に運動をしよう!」という軽いスタンスを堅持することが大切です。


そういうわけで、忠実に実行できずに落ち込む必要もなく、テキトーさが大切になってきます。

まとめ

パニック障害を食事で克服する場合、
①玄米、ソバのような精白されていない食製品を中心にとるようにする
②生野菜食、発酵食品を取り入れるようにする
③アルコール、コーヒーはなるべく避ける
④完全主義にならずに6割7割実行できればOKというような軽いスタンスを維持する。(過食しても自分を決して責めない)

この①②③④だけで十分です。

また、食べ物だけでどうにかしようとするのではなく、他の克服法も同時進行で行ってください。
(参考:)
パニック障害を運動で克服
パニック障害をヨガで克服
パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

パニック障害を克服 (←トップへ戻る)

(参照:)
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4367209/)
・(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3551059/)
・((https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4833420/))

パニック障害をヨガで克服(最新版)

パニック障害をヨガで克服

ヨガには不安を減弱する強力な効果があります。そのため、パニック障害を克服するのにヨガはかなり役に立ちます。
ヨガはさまざまな種類に分けることができますが、ここでは、体を動かして行うハタヨガについて解説したいと思います。

パニック障害の人の身体的特徴

パニック障害の人は背中まわりやみぞおち周りの筋肉が硬化しており、常に、浅く弱い呼吸を繰り返しています。筋肉が凝っていると、ヒトはリラックスできません。お風呂に入ったり、お酒を飲むとリラックスできるのは、筋肉が柔軟になるからです。

しかし、ヨガを行うことでも、筋肉を柔軟にし、呼吸を深くすることが可能です。ヨガで筋肉が柔軟になると、精神的に安定してくるので、パニック障害の発作や予期不安はあまり起こらなくなっていきます。

(参考:)
パニック障害を運動で克服
パニック障害を呼吸法で克服できる?

パニック障害克服に効くヨガのポーズの種類について

ヨガのポーズといっても、何でもかんでもパニック障害に効果があるというわけではありません。
パニック障害に効果があるのは、主に前屈系のヨガのポーズです。

前屈系のポーズをすると、背中の筋肉が強烈に伸び、腹筋が強烈に収縮します。パニック障害のようにストレスフルな毎日を送っている人では、ことに、みぞおち付近の筋肉が委縮硬化しています。

前屈系のヨガをやると容易にリラックスできる

そうすると、自然な横隔膜の上下運動が阻害されますので、浅く弱い、精神不安定な人の特徴となる呼吸状態に必然的に陥ります。

しかしながら、前屈系のヨガを実行することで、みぞおちの筋肉がリラックスするので、横隔膜の上下運動もスムーズになり、常時、より深い呼吸ができるようになっていくという話です。

そして、呼吸が深くなると、自然とヒトの心はくつろぐのです。

私の過去のクライアントにはヨガのポーズを毎日行うことで、パニック障害をはじめとする神経症を克服したという人も数多く存在していました。

パニック障害に特に良く効くヨガのポーズ

 

・パスチモッターアーサナ
・ハラアーサナ

パスチモッターアーサナ

これは、主に初心者向け、前屈系ヨガのポーズです。中身はとても簡単で学校の体育の授業でやったような、床に足を投げ出して揃(そろ)えて座り、背筋を伸ばした状態のまま、みぞおちを膝につける面持ちで前屈していきます。

みぞおちが、膝についたらその状態で15~30秒自然な呼吸でいてください。
(体が硬い人はヨガを行っていくと日に日に体は柔らかくなっていくので無理は禁物です。)
これを1セット~2セット行い、しばらく目を閉じて、静かに休んでください。

脳から快感物質が放出されていることに気が付くはずです。

パスチモッターアーサナの注意点は、背筋を丸めずに背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと前屈していくことです。このヨガのポーズを行うと、不安がなくなり、即座にリラックスできていることにあなたは気が付くことでしょう。
このヨガのポーズは、パニック障害だけではなく、不眠症にも効果があります。

ハラアーサナ

これは初級~中級者むけのヨガのポーズです。
やり方は至って簡単で、仰向けに寝た状態で、足を次第に上げていき、頭の先の床につけます。
(足先が床につかない人は無理につけるようなことはしないでください。徐々にできるようになります。)
その状態をキープし、15秒~30秒維持します。
このプロセスを1セット~2セット行い、終了したら瞑目し数分間何も考えずに休んでください。

この姿勢は背骨を柔軟にし、同時に背中の筋肉の委縮をとり、みぞおち、腹筋を強く収縮させ、その筋肉群をリラックスさせるため、パスチモッターナーサナと組み合わせて行うことでパニック障害に対して高い効果が期待できます。

ハラアーサナは不安に素晴らしい効果の出るヨガのポーズです。

私自身、ヨガが専門のひとつではありますが、YouTube上に既にわかりやすい解説動画がありますので、世界的に有名なヨガ講師、Kino氏のヨガ動画を上に添付しました。

氏の解説はとてもわかりやすいので、英語がわからない人も、上に私が書いた注意事項、ポイントを頭に入れながら視聴すれば、容易に理解できるはずです。

ヨガはいつ、何度やればいいのか?

私がお勧めするのは起床直後と就寝前の一日2回です。

起床直後

起床直後のヨガは長時間の睡眠のため、全身の筋肉は硬くこわばっているおり、一日を通して最もヨガがやりづらい時間帯です。

しかし、やりづらいほど効果が出るのがヨガの特徴です。そのため、起床直後に行うと、一日を快適に過ごせるようになります。

就寝前

就寝前のヨガは、一日で受けたストレスを解消するためにも、良質な睡眠を確保するためにとても有効です。特に不安やストレスを強く感じるときに、上で説明した前屈系ヨガのポーズであるパスチモッターアーサナ、ハラアーサナを実行すると、見事に解消されていることに気づくはずです。

こうして、みぞおち周りや腹筋それから背中の筋肉を柔軟にするヨガを習慣化していくとパニック障害の症状は弱まっていき、次第に日々の生活をより快活にそして元気に過ごせるようになっていく自分にあなたは気が付くはずです。

注意事項:

前屈系ばかりのヨガの姿勢を練習していると腰痛になります。そのため、前屈を行ったら必ず後屈(バックベンド系)のヨガも実行するようにしてください。
後屈は壁をつかったウォール・バックベンドを数十秒、数セットやれば十分です。

まとめ

パニック障害を克服するのにヨガは有効。
特に前屈系のヨガポーズがパニック障害や不安に効きます。
パスチモッターアーサナなどはどこでもいつでもできますので、
一日のうち必ず一回は実行する習慣を持つと良いのです。
ただし、すぐ上でも説明しましたが、前屈系のポーズをやったら、必ず後屈系も行い、バランスを取るようにしてください。

また、ヨガに限らず運動もパニック障害の克服に有効ですので、運動の習慣をつけることも大切です。
(参考:)
パニック障害を運動で克服

沖仁宏

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