(最終更新日:2020/12/29)
パニック障害を自力で克服する心構え【最重要】
パニック障害を自力で克服するのは、従来通りの常識的方法を用いていては、はっきりいってかなり難しい※です。
しかし、決して不可能というわけではなく、このブログに書かているような正しい方法論を用いていけば、必ず克服できるはずです。
軽度のパニック障害の人であれば薬なしでの自力克服は比較的簡単だと思います。
どうすればよいのかというと、まず運動の習慣をつければいい。
下記の記事を参照ください。
(関連記事:)
〇パニック障害を運動で克服
運動の習慣で脳内の抗うつ物質が増える
このようにパニック障害を運動を使って克服していくことは可能です。
運動の習慣をつけていくと、脳内で抗うつ物質が総合的に増え、破損した神経細胞が蘇っていきます。
このようなプロセスを経て、いつの間にか突然、パニック障害の症状など全く見られなくなるという状態に持ち込むことが可能です。
過去の私の場合、ジョギングの習慣を毎日つけているうちに、パニック発作自体はいつの間にか見られなくなりました。
それは約半年くらいで、「自然に」、という感じでした。(若干の神経質という気質は残りましたが)
しかしながら、中度以上のより本格的なパニック発作もちでは、自力での克服はより難しくなっていくでしょう。
中度以上のパニック障害を自力で克服するのは難しいが可能
それはほとんど、全般的な精神疾患に共通して言えることで、中度以上の精神疾患は遺伝要因が環境要因以上にほぼ確実に濃厚なので、自力で克服するですとか、そのようなものは、自分の意志や努力でどうにかできる問題ではないからです。
たとえば、もともと性格的に暗い内向的な人が、いくら努力して明るく社交的にふるまおうと思い、そのような自分を装ってみても、必ずボロが出ますし、不自然です。
また、心身に無理をかけることになるので、必ずその反動は来ることでしょう。
そして、最終的に「性格なんて実際問題、変わるものではない!」という事実を悟るわけです。
中度以上のパニック障害を克服する方法について:
したがって、パニック障害を自力で克服するのは、常識的方法を用いていては、ほぼ不可能ということになります。
それは特殊なサプリメントを用いていくというものです。
それは常識外の克服法です。
パニック障害を克服するのに重要な心構えについて
〇焦ったり気張ったりしない
いずれにせよ、パニック障害は治るものですので、あせらずに着々と克服へのプロセスを邁進(まいしん)していくということが大切です。
これはどんなこと、どんな分野にも言えることなのですが、焦ったら負けです。そういうわけで、冷静さを失わずに、やるべき課題を毎日着々とこなし、「1mmでも0.1mmでも前進できればいいや」という緩いスタイルを保つことが非常に重要になります。
パニック障害を克服するプロセスにおいては、「完璧主義は捨てた方が確実によい」です。
〇毎日の前進を確認してみる
1日数mmの前進も1年たてば、大きな前進になります。本人は数mmずつの前進を繰り返しているため、気づかないことも多いのですが、そのような地道な努力を続けていると、周囲の人間は必ずあなたの変化に気が付くはずです。
しかし、自分自身の変化をノートに記録するなどしてみると比較的容易に進歩を実感できるはずです。
〇パニック発作の起きる頻度が依然と比べると明らかに減ってきている。これは克服へ向かっている兆候だ。
〇予期不安は最近ほとんど感じない。1年前に比べると明白に自分は進歩している。
〇感情が不安定になること自体が少なくなってきた。親や恋人に八つ当たりすることがグンと減ってきている
・・・・・・など。
薬の飲むことに罪悪感も持たないこと
パニック障害にソラナックスやデパスなどのベンゾジアゼピン抗不安薬は効果的です。
近年、くすりの害を矢鱈と強調する精神科医や民間療法士が増えていますが、本当にどうしようもない精神状態の場合、こうしたものを頓服的に飲むことは、メンタルヘルスの健康に役に立ちます。(※私の体感からして一般にパニック障害の方に処方されるベンゾジアゼピン系抗不安薬は非常に安全です)
クスリに関しては依存状態にない限りは気にされる必要は一切ありません。
自分で今すぐできる克服法について:
(関連記事:)
〇パニック障害を運動で克服
〇パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服
〇私のパニック障害克服体験談
〇パニック障害をヨガで克服
↑パニック障害を克服するのに大切なことが、上の記事には詳しく書いてあります。運動も瞑想もすべてを同時並行して実行していくことが秘訣です。
しかしながら、毎日、「夜30分走る」といった習慣をつけるだけでも、明確な改善は必ず見られるはずです。
(まとめ)※参考情報含む
〇パニック障害を常識的方法を用いて克服するのはたしかに難しい※です。
(※オーソドックスな方法を用いた場合)
〇薬や特殊なサプリメントを使用した治療法を取らないと軽症以外ではたしかに、ほぼ不可能。
〇中度以上の精神疾患とはそれほど深刻なモノです。
〇私の場合は、パニック障害に合わせて、強迫性障害、重度のうつ病、境界性人格障害、吃音が織り交じっていました。パニック発作自体は、大学時代に経験したことが実際にあちます。しかしながら、はっきりいって、強迫性障害、鬱気質はパニック障害の症状以上に、克服するにあたって、はるかにきつく厄介でした。
〇自力でパニック障害を克服しようと考えている人はとにかく気張ったり焦らないことが大切です。
〇ノートに日々の全身を記述することは自分をメタ認知することにつながるので、効果的です。
〇どうにもならないと感じる方は私の個人指導を受けるという選択肢もあります。ただし、有料です。
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