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パニック障害を克服する戦術②~長中期的に考える~
確かにパニック障害という不快な症状を1秒でも1日でも早く即刻に解決したいと考えるのは当然の人情です。
しかしながら、
このような短視眼的な姿勢はパニック障害を克服する上で障壁となることが多々ございます。
何故なのでしょうか?
今回、当ブログではこの問いに対する回答と共に“パニック障害を克服する上で重要となる計画の立て方、克服のコツ”について記述致します。
理由その1:パニック障害の克服過程は一般に株価のような指数関数的カーブを描くため
↑成果はすぐに出るモノではない
パニック障害の克服過程は株価のような指数関数カーブを描く場合が殆どです。(*クスリ等を利用した場合を除く)
サプリメント、運動、食事、生活習慣の改善等の王道的なパニック障害克服方法に基づく場合、ジワジワと漸増的に症状は改善されて行くのが通例となります。
スポーツや勉強の成果を示すチャートもやはり同じ形状の曲線を描きます。
ローマは一日にしてならずという言葉がありますが、パニック障害の克服もこのように長中期的な視座に立っての対策、方法論の淡々とした実行及び継続が最重要となります。
しばらく成果が上がらなくても落ち込むのではなく、はじめから中長期的な視座で事に臨むようにします。(短期的な期待をしなければ落ち込むこともありません)
*指数関数は初動は緩慢ですが、時間の経過とともに直角に近い角度まで急傾斜で上昇する特性を持ちます。
理由その2:短視眼的になるとすぐに絶望しやすくなる
3か月以内にパニック障害を克服する、1週間以内に克服するというような極めて短兵急な目標を立てようとする人は、もしその願いがその期間以内に成就しなかった場合、絶望しやすくなります。
逆に、初めから長中期的なスパンでの克服戦術を立てている方は、3か月以内に結果が出なくても絶望することはありませんし、1週間以内というような短兵急な目標の立て方をしないので、感情のブレは少なくなりやすいです。(短い時間軸での期待に対する感情のブレが減滅する)
そして、感情のブレが少ない程、淡々と克服方法を実践することができるわけですから、結果的に目的を達成しやすいという絶大なメリットがあるわけです。
まとめ
パニック障害の克服において、短期で克服をしたいとお考えの方は多いかと思います。
そういう場合においても、
まずは長中期的な克服を主眼とし、短期的な克服は副目的程度に収めておくことがまず間違いなく無難です。
克服の最大のコツは、日々淡々と成果の多寡を気にせずに、克服法を実践、継続していくこととなります。
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