パニック障害を自分で克服したい場合、同じような境遇、状態の人とかかわらない方がいいです。
自分と真逆の人とばかり付き合うようにします。
病人は病人と付き合いたがります。
ヤンキーはヤンキーと付き合いたがります。
それが良くありません。
病人は太陽のような健康人と付き合うべきであり、
ヤンキーは秀才と付き合うべきです。
ヤンキーがヤンキーをやめたければ自分とは真逆の立場にいる品行方正な秀才と付き合うべきですし、秀才が秀才をやめたければヤンキーとのみ付き合うべきです。
病人が病人を止めたければ自分と真逆の健康な人と付き合うようにします。
自分と同じような性質の人、境遇の人と付き合っていては進歩は殆どありません。(似た者同士では学びが少ない)
自分と異質な人間と付き合うと突破口となるインスピレーションが自然と出てきます。
過去の私が海外で全くの異言語間、異文化間で生活していたのは、この目的がありました。
私の海外の友人は殆どが一見するとガラの悪い、たちの悪い人間です。
実際、修羅場といえるような環境を潜り抜けてきた人もいます。
ただし、こういう人に共通して言えることは”博識”、”傑出した人間”であるということです。
例えば、
電力や水も止められても生き抜くような極端に高いサバイバル能力を持っている人や瞑想を行う禅僧以上に凄い精神力を持っている人、5か国語を完璧な発音、文法で使いこなす人等、常軌を逸した能力を持っている人が多く友人におります。
知り合ったのは殆どが中南米です。
女一人で中南米を長期間野宿をしながら旅をしていた人物や、
アフリカや中南米を自転車で縦断した人等もいますが、
皆途方もない程の生命力や知力の持ち主でした。
こういう人たちと付き合っていると大きなインパクトを受けることになります。
「自分が拘泥していたみみっちい世界は何だったのか?」ということにも気が付きます。
パニック障害に関する話から大分逸れてはいますが、
私が言わんとしていることのニュアンスは多くの方に伝わっているとかと思います。
強烈と言えるほどの生命力を持ちかつ、強烈と言えるほどの経験を持っている人間と付き合うようにすると自分もいつのまにか”その種の人間”になっていくものだということです。
朱に交われば朱(あか)くなる
という古人の体験談は真理です。
強烈なインパクトを与えられるような人物や体験をすると人は変わります。
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