パニック障害を克服した芸能人(最新版)

(最終更新日:2020/02/07)

パニック障害を克服した芸能人(最新版)

ここではパニック障害を克服した芸能人や有名人について述べていきます。既にパニック障害を克服した芸能人の人たちです。
主にハリウッド俳優、女優、有名人について中心に書いています。

私は日本の芸能界には疎(うと)いので、海外の有名人、芸能人たちをここで主に紹介します。

チャンネル登録はこちらをクリック↓ →

1. バズオルドリン

パニック障害を克服した有名人としてバズオルドリンは有名です。NASAの宇宙飛行士で、月面着陸に成功し、月面歩行という偉業をなした人物です。彼は実際、月を撃ち落とすことができるといっていいほどの(Dead Eye゠狙った獲物は必ず落とす)、自信家でそして万能、傍から見ればスーパーエリートで完全無欠な人生を歩んできたようにみえたはずですが、パニック障害やうつ病からは逃れることはできませんでした。

彼の精神疾患の原因は、主に対人関係が苦手であるにもかかわらず、集団生活をNASAに強制されていたことに依存すると言います。

克服方法:

その後、彼は自分がパニック障害であるということを受け入れ、それをファンや周囲の人間に公言することが契機になり、周囲の必要な助けや助力を獲得することができ、パニック障害を克服したといいます。

その後、宇宙飛行士を描いた映画「宇宙兄弟」に本人役として出演し、今現在も様々な分野で活躍されています。

2.ライオネル・アドリッグ


ライオネル・アドリッグは、グリーンベイパッカーズの守備陣として、2つのスーパーボウルでプレーしていましたが、パニック障害や統合失調症を発症した1970年代まで、驚異的な成功を収めていました。

しかしながら、パニック障害にり患したせいで、彼は2年以上もの長きにわたって路上生活者(ホームレス)としての過酷な生活を強いられることになりました。

 彼のパニック障害または統合失調症は、NFL(アメフト)での激しい体のぶつかり合いによる脳の損傷なのではないかとも言われていますが、脳には再生機能が備えていられるため、彼はその状況から脱却することに成功しました。

克服方法:

過日、彼はある人から助けを得て、残りの人生を、パニック障害のような精神疾患で苦しめられている人々に助力や助言を与えるボランティアとして、いち有名人として人々を勇気づける活動をしているようです。

3.ロザンヌ・バール


ロザンヌ・バールは間違いなく、陽気かつ社交的で、そしてウィットに富んだ人間でありますが、ロザンヌは実はパニック障害を抱えていました。
彼女が陽気で社交的に見えたのは実は、投薬を受けていたことにも半分由来するのかもしれません。

実際問題、彼女がパニック障害を抱える芸能人として人々を笑顔にし続けることができるようになっていたのは、投薬治療のお陰であるとも言え、同時にそれが「パニック障害の克服の契機として役立っていた」と本人が自ら過日、語っています。
(しかしながら、彼女に関してはサイコパシー傾向が強いのではないかとするネット上の声が同時に多くあります。)

克服方法:

投薬治療を受けたことにより彼女のパニック障害は改善したそうです。

4.テリー・ブラッドショー


テリー・ブラッドショーは元アメフト選手でスティーラーズのクォーターバックでしたが、何年も後に「パニック障害である」と医師から実際に診断されました。

90年代、彼は抗うつ薬の服用を開始し、再び過去の精神的に健全で、元気であった頃の自分自身に戻ることに成功したといっています。

 このように強靭な肉体を誇るスポーツ選手もパニック障害になります。強靭な肉体を持っていても、必ずしも精神面も強固であるとは言えないのかもしれませんし、そもそもスポーツ選手には、有名人もしくは芸能人のような過度のプレッシャーがつきものだからだと思います。

克服方法:

彼は抗うつ薬を飲んだことによってパニック障害を克服できたと言います。

5. アール・キャンベル


プロフットボール選手およびビジネスオーナーとして有名な芸能人、有名人・・・・・・そう誰もが彼を成功者として連想します。そういうわけで、キャンベルが深刻なパニック障害によって苦しんでいたとは誰も想像しなかったに違いありません。

しかしながら、彼は1989年にNFL(アメフト)を引退してから、パニック障害および不安障害を患うことになりました。

彼はこのパニック障害との闘いを、ドキュメンタリー「アール・キャンベル・ストーリー:アメフトレジェンドのパニック障害との闘い(The Earl Campbell Story: A Football Great’s Battle with Panic Disorder)」の中で、投薬治療によってそれをどのようにして、克服してきたのかについての詳細を語りましたが、それだけではなく、パニック障害の改善には人とのつながり、周囲のサポート、他人への思いやりが重要であるとも著しています。

克服方法:

彼の場合、やはり投薬治療によって克服したそうです。

6.ドリュー・ケアリー


 彼のパニック障害は、彼が30歳になる前に二度この世を去ろうとしたとき発症しました。パニック障害によってドリューのキャリア生活は、ほぼ終わろうとしていたと本人が当時を振り返り語っています。

その頃の彼は、社会的に孤立していると日々感じ、自分は全くの無価値な人間だとよく物思いにふけることが多かったそうです。

しかしながら、その後、彼は自分自身の努力でパニック障害やうつ病を克服することができました。

克服方法:

彼の場合、時間が解決してくれたそうです。

7.キャサリン・ゼタ・ジョーンズ


 キャサリン・ゼタ・ジョーンズはパニック障害および双極性障害と長い間闘争してきましたが、彼女は彼女自身の人生の荒波を制御できるように、そしてそれを克服できるように、それからパニック発作の予期不安に負けないように、懸命に働いてきたといいます。

彼女は精神保健施設で実際に投薬治療を受け、その後、紆余曲折を経て、パニック障害や双極性障害を克服し、その人生を飛躍させたといいます。

彼女はセレブ中のセレブで、世界的な有名人でありますので、そのエピソードは多くの人々を勇気づけているといえるでしょう。

克服方法:

キャサリン・ゼタ・ジョーンズは精神保健施設に入所し、治療を受けたことによって克服したそうです。

8.ブルック・シールズ


 ブルック・シールズは、パニック障害を第一子の出産直後に発症しました。多くの母親にとって、妊娠後、産後うつ病に苦しむことは少なくないのですが(もしくは育児ノイローゼ)、実際のところ、一般にその事実を認め受け入れることはとても恥ずかしいことであり、同時に勇気の要することです。

ことに、彼女の若かりし時代は今よりも心の病に対する理解がありませんでした。

しかも、芸能人や有名人としてそれを公表するのはさらに一般の人よりもキツイことだと思われます。

しかしながら、ブルック・シールズはその後、抗うつ薬を手に入れ治療し、困難な時期(゠パニック障害、うつ病)を乗り越えたといいます。

克服方法:

抗うつ薬を飲むようになってから彼女のパニックとうつ病は治りました。また、産後のパニック障害だったので数年も経つことで、ホルモンレベルが自然と正常化されたのだとも思います。

9.キャリー・フィッシャー


 キャリー・フィッシャーは映画「スターウォーズ」のレイア姫を演じたハリウッド女優(芸能人)です。彼女ほどの有名人がパニック障害で苦しんでいたということは、ほとんど知られていないでしょう。

彼女はパニック障害と双極性障害からくる極端な気分の変動によって、人生における過酷な選択を強いられることになったといいます。

1997年に彼女は精神疾患の発症を経験し、それをおおやけで発表し、心の病気を克服するために投薬治療と周囲の人間からの必要な援助(サポート)を得ました。

今では、パニック障害をはじめとする精神疾患は克服したと話されています。
追記:2016年、12月に氏はロスの自宅で亡くなったそうです。薬物中毒が原因だといわれています。

克服方法:

自分のパニック障害という心の病を周囲の人間に公言することで、必要なサポートを得ることができ、克服できたそうです。

10.エマ・トムソン


女優として演技をすることが彼女のパニック障害の最も苦しい時期に、症状の軽減に役立ったと彼女自身が語っています。(゠彼女はハリウッド女優)
彼女の場合、結局、パニック発作を抱えていても、ハリウッド女優として、仕事をしに外に出かけなければいけかったことが症状の寛解に良かったといいます。

というのも、女優としての仕事があるので、「いつまでもベッドの中に引きこもっているわけにはいかなかった。」

 それが彼女のパニック障害を重症化させないための良い生活習慣になっていたようです。

また、エマ・トムソンは演技をすることがパニック障害の症状を抑える助けになっているという事実に気づき、それ以降彼女はその演技力を活かし、演技中その間は全く違う他の誰か(並外れた演技力があるため違う性格を装うことが彼女にはできた。)になることによって、パニック障害という病魔から逃れ、それを乗り越えるために、それを活用しました。

こうした方法を用いることによって、彼女は人生の暗礁(あんしょう)を乗り切り、今ではパニック障害は克服できたといっています。

克服方法:

エマ・トムソンは自分自身の演技力によって、元気で健康な自分を演じることによって、次第と彼女のパニック発作の機会は消滅していきました。いわば自己暗示的な方法によって克服したと言えるかと思います。(彼女は演技力が高いということからわかるというように、非常に強い被暗示性を持っていました。)

11.ハーシェル・ウォーカー


 NFLのプレーヤーであるハーシェル・ウォーカーは長年にわたり、パニック障害および解離性同一性障害に苦しめられてきました。

彼の場合、きちんとした精神科医による治療を受けいれることによって、パニック障害や解離性同一性障害を克服することが可能になったといいます。

このように、コンプライアンスの良好さというものは、素直さにつながり、素直な人ほどパニック障害からの回復が早くなるというのが本当の話のようです。

克服方法:

良い精神科医との巡りあわせによって彼のパニック障害や解離性同一性障害は改善していきました。

12. ポーラ・ディーン


我々は皆、彼女のこの幸せそうで明るく社交的な性格を愛していますが、ポーラ・ディーンは、ひとたび表舞台から降りると、その晴れやかで社交的な性格を曇らせ、パニック障害やうつ病で苦しんでいたのだといいます。彼女は父親の死を契機とし、パニック発作を起こし始めました。

過換気症候群が出てきたせいで、外出する際は、紙袋を手放せなくなってしまったそうです。

 しかしながら、それから20年後には精神科医の助けも一切借りずに、彼女自身の独力でパニック障害を克服することができたといいます。パニック障害を克服した有名人、芸能人として海外では彼女は良く知られています。

克服方法:

ポーラ・ディーンはパニック障害を薬なしでの自力で克服しました。自力で克服する方法についてはこちらの記事を参照ください。

13. エルトン・ジョン


 物質乱用(ドラッグ依存)と過食症は、エルトン・ジョンの人生の幾年にもおよぶ間、そして彼が周囲に理解と援助を求める勇気を得るまでの間、何年もの長きにあたって彼自身を苦しめ続け、「その症状はそのとき(公に公表するまでの間)まで持続していた」とエルトンは語っています。

しかしながら、最終的に、パニック障害の治療が功を為し、彼はパニック発作や不快な感情に左右されることなく、より冷静に、より怜悧(れいり)に自己コントロールできるようになり、精神的な健康を回復することに成功したのだといいます。

後に、同性愛者であることをカミングアウトすることができるほどの勇気も得ることができました。

克服方法:

エルトン・ジョンはパニック障害であるということをTV、雑誌等のメディアで公言することで、自分の問題をファンたちと共有することで、気持ちはかなり楽になり、症状を乗り越えることができたといいます。

14.ビリー・ジョエル


 ビリー・ジョエルは長年にわたりパニック障害に支配されて生きてきたといいます。パニック障害は生活の一部である」といっていいほど、彼の人生はパニック障害それ自身に翻弄(ほんろう)されたものであったそうです。

一時、彼自身、パニック障害やうつ病の深淵(しんえん)にはまり、自らの命を絶とうとしようとしたことすらありました。

また、アルコールで自暴自棄になり、無理やり心を落ち着かせようとしたりしましたが、それは当時の彼にとっては逆効果で、その思惑とはあいまって、余計酷いうつ状態に追い込まれることになったそうです。

要するに、その時のビリー・ジョエルはパニック障害からくるアルコール依存症に陥っていたのだといえます。

結局、彼がパニック障害を克服するには、精神科医による投薬と治療が不可欠だったと過日、彼自身、語っています。

克服方法:

精神科医による治療がビリージョエルの心の問題の解決には欠かせませんでした。

15.マイク・タイソン


プロボクサーとして、マイクタイソンは、パニック障害や躁うつ病に見舞われました。彼自身、後年、発刊した人生録(ドキュメンタリー書籍)によると、実はタイソンは自分自身のことを凶暴な外見とは裏腹に性格的には神経質(ナイーブ)で、精神的な脆さがあったと語っています。

それから、現役時代リングに上がる前には必ず、コカインを常用していたといいます。

なお、今現在ではコカイン依存症を克服し、パニック障害からくる強烈な衝動、情動反応をコントロールするために抗うつ薬:SSRI(新世代型セロトニン再取り込み阻害薬):ジェイゾロフトの服用で落ち着いたといいます。

克服方法:

彼の場合、パニック障害の他にコカイン依存症があったため、薬物乱用専門の精神科医にかかることで、これらの問題を解決することができたと言います。

16.アンジェリーナ・ジョリー


 アンジェリーナ・ジョリーのパニック障害が始まったのは、彼女の両親が離婚に踏み切ったためだと言われています。実際、彼女自身そのことを表ざたにすることを世界的な芸能人として長年拒んでいました。

十代の若者として、彼女はパニック障害やうつ病、境界性人格障害を彷彿とさせるリストカットのような自傷行為を行い、同時に自殺念慮に苦しんでいたそうです。

彼女のケースにおいては、ハリウッド女優として新しい人生に適応しようとした折、彼女自身の抱えていたパニック障害は見事、寛解し、それを克服することができたといいます。

映画「Girl,Interrupted(邦題名:17歳のカルテ)」で精神病棟入院の精神疾患患者をウィノナ・ライダー(実生活においては境界性人格障害ではないかと疑いをかけられている)とともに彼女は演じましたが、実際、アンジェリーナには精神疾患に苦しんでいた時期が存在していました。

余談ですが、ハリウッド映画の役者選びは、単にルックスがいいだけという選別法ではなく、演技力やストーリーに合致した人生経験を積んでいることなども重要視されるといった、かなり本格的なものであるといわれています。

克服方法:

ハリウッド女優という職業に精魂つけ熱中することによって彼女のパニック障害は改善されていきました。

17.リンダ・ハミルトン


 パニック障害であると、若いころに精神科医から診断されたのは、映画「ターミネーター」でサラ・コナー役を演じたハリウッド女優、リンダ・ハミルトンです。

彼女は薬物療法を受けることでパニック障害を克服しました。

薬物療法を受けたことで、彼女は生き生きとした幸せな生活を送るのに役立っていると彼女自身が語っています。
彼女は残りの人生を、薬物療法と伴に生き抜く決意を持ち、今は幸せな毎日を送っていると言います。

克服方法:

SSRI等の投薬治療によって症状は改善されたそうです。

18.ジミー・ピエサル


 ジミー・ピエサルはボストン・レッドソックスのプロ野球選手として、パニック障害があるということを受け入れなければならなかったそうで、それはスポーツ選手としても一個人としても当時の精神疾患を受け入れない社会的風潮を考慮すれば、極めて困難なことでした。

というのも、当時の時代では、神経症のような心の病に対する偏見が今現代という時代と比較すると遥かに強かったからです。さらに言えば、前述のブルックー・シールズ氏などの時代よりも、かなり昔ですので、風当たりはさらに厳しいものであったことでしょう。

しかしながら、その後、薬物療法を適切に受け入れることでパニック障害を克服したといいます。

克服方法:

薬物療法が効果を示したと言います。

19. マーディー・フィッシュ

 マーディー・フィッシュは、アメリカのテニス選手で2011年8月に世界ランキング7位にもなった名選手です。主な戦績としてATPワールドツアーで6タイトルを獲得したこともあります。しかし、彼はパニック障害に苦しむことになりました。その結果として、世界ランキングは大幅に下降し、ほとんど忘れさられたような存在になり、2015年についに引退を宣言しました。

パニック障害を発症してから、まともに試合に出場することすらできなくなったからです。

 フィッシュはパニック発作に、はじめて苦しむようになってから、その症状は次第に悪化していき、2013年10月のウィンストン・セイラム・オープンの第3ラウンドでは、パニック発作のため、第3セットで途中棄権することを余儀なくされました。

彼はこのほかにも飛行機を苦手とし、ロスの空港で、離陸前の機内でパニック発作を起こし、搭乗を断念したこともあります。(この時は妻が同伴していたため、事なきを得ました。)

今現在は投薬治療を受け続けており、良好な経過を迎えていると話し、海外の芸能ジャーナリズムサイトの取材の折、精神疾患に苦しんだ有名人の一人としてインタビューを受け、同障害で苦しむ多くのアメリカ人を勇気づけています。

克服方法:

彼は、同じ病気で苦しんでいる人たちを救済するという奉仕活動をはじめ、他人を救うことによって、自分の心の問題を解決しました。

20:ヒュー・ローリー

ヒュー・ローリーは、イギリスの俳優で音楽家でもあります。ヒュー・ローリーは、TVに出演していると、コントロール不能な強い不安感に苛まれることがたびたびあったそうです。

そのため、“House MD“というTV番組で、※専門家に診てもらったところ、「パニック障害における分離不安がある」と言われたと言います。
※おそらくドラマの制作現場等で語ったのだと思われます。

「家族と長期間、離れ離れになると、著しいパニック状態になることがある」とその時、彼は話していたといいます。

21:キム・ベイシンガー

↑日本語字幕をつけました

キム・ベイシンガーはモデルで、ハリウッド女優としても名高い世界的に有名な人物のひとりですが、上の動画の中で語っているように、20代の頃にパニック発作に食料品店内での買い物中、突如、襲われています。

当時の状況を彼女は振り返り、「突然、視界がゆがみ、発汗し、手が震え始め、体を動かそうにも膝が動かなくなり、呼吸困難な状態に陥った」と言っています。

その状態から抜け出すために、彼女がまずしたことは、「なるべく呼吸を深くするように呼吸を整えるということ」でした。そして、運よく駐車場の自車までたどり着くことができ、大急ぎで帰路につきました。その後、半年近くもの間、外出することができなくなったそうです。

それができた主な理由はその時、氏は「自分自身が今現在どのような状態に陥っているか、何とか冷静に客観的に理解できた」からであるそうです。
しかし、単に「運が良かっただけである」とも同時に語っています。

 この広場恐怖症のパニック発作エピソードを彼女は、この障害を克服した今現在も決して忘れられないほど鮮明に覚えているそうです。

克服方法:

彼女のパニック障害の克服の契機は、娘の存在であったそうです。氏は薬に頼るのを嫌い、周囲の人間の助けや、自分自身の弱さを受け入れることによって、この苦境を乗り越えることができたといいます。
(本人曰く、子供のころから相当にシャイであったそうです。)

22:エマ・ストーン

世界的に今現在もっとも有名でホットな芸能人および女優といえば、エマ・ストーンです。彼女は幼少期から、強烈な不安に悩まされる人生を送ってきました。エマ・ストーンは、今現在、ハリウッド映画界で最も人気があり、かつ影響力のある女優の一人だといわれています。

彼女はあるとき、パニック障害の症状の一つである広場恐怖症を発症しました。そして、同時に多数のパニック発作に対処することを余儀なくされてきました。

たとえば、新作映画の現場でパニック発作を引き起こし、そのせいで撮影が一時間もストップしたこともあるといわれています。

パニック障害を抱える人のほとんどは大体20代に発症することが多いといわれているのですが、エマ・ストーンはそれよりもかなり若い年代で、最初のパニック発作を経験しました。
それは7歳の時、友人の家に行った時ないしは、学校の体育の授業の折に起きたと言われています。

子供の頃から、深刻なパニックや不安にかられたエマ・ストーン氏も周囲の人間の助けによって、次第と社交性のある人間になっていき、今や時代の寵児、スターにまで昇りつめたのでした。

“To be a sensitive person that cares a lot, that takes things in in a deep way, is actually part of what makes you amazing.”

“繊細で何でも気にしてしまう人であることは、物事を深く洞察できる人間であることで、実際、あなたを素晴らしい人間にするものでしょう”

エマ・ストーン

23:ジョニー・デップ

「ジョニー・デップの人生は常時不安に苛まれる人生であった」と本人があるインタビューで語っています。

ジョニー・デップは実際に「自分は非常にシャイな人間で他人の言動を気にしてしまう極度の恥ずかしがり屋である」と語っています。

ジョニー・デップは不安障害の一種であるパニック障害に何年も悩んでいたこともあるといいますが、彼は演技に没入している時は、その演技対象(映画や作品の登場人物)に完全に成り切れるため、一切、不安も緊張も感じなくなるといいます。

たしかに、パイレーツオブカリビアンのキャプテン、ジャック・スパロウがパニック障害であるとは誰も見えません。

しかしながら、彼自身の言葉によると、実際の彼は映画「シザーハンズ」のエドワードのような社会的には不器用な人間であると後年、告白しています。実際に、彼はインタビューを受けるとき、かなり朴訥(ぼくとつ)に話すことでも知られており、それは彼自身が抱えている不安の現れだと指摘する声もあります。

彼の不安への対処方法は、専門の直属セラピストに相談することで、映画の撮影前によくアドバイスをもらっているそうです。

“I was always fascinated by people who are considered completely normal, because I find them the weirdest of all”                              

“私は常に健全だと思える人々に魅了されてきました。なぜなら、私にとって、彼らは私とは非常に「違って」見えたからです。”

ジョニー・デップ

【パニック障害を克服した芸能人について】

チャンネル登録はこちらをクリック↓ →

 パニック障害を克服した芸能人について、ここまで海外の記事を参照しながら、書いてきました。

思ったことは、パニック障害や不安で苦しむ芸能人や有名人はパニック障害で苦しむ人々を勇気づけていると私は思います。
そして、ウェルテル効果の善用にもそれはなるのです。

すなわち、
「あの芸能人もあの有名人もパニック障害で苦しんでいる(た)のだという事実は、実際、当事者の心を強くそして激しく勇気づけることにもつながると思うから」です。

パニック障害の克服には開き直りが重要です。

過去の私にはパニック障害の他にその他の神経症の症状、より重い性格の問題が存在しましたが、同じ異常を経験した有名人、天才などから随分と勇気づけられ、それによって、病理からの躍進が可能になったのだと思っています。

(まとめ)


パニック障害は芸能人に多いと言われている心の病気
です。

人前で高いパフォーマンスを要求されたり、
大衆の注目を得ること自体が大きなストレスを生むことになるからです。
また、ネットの発達により、自分への誹謗中傷を直接本人が目視することができるようになったことも影響しているはずです。


タレントのビート武さんは、「ネットは落ち込むので見ないようにしている」と
語っています。芸能人のツイッター、インスタ炎上事件は多発しており、それにより心を病んでしまう方も少なくないようです。

しかしながら、様々な方法を用いて、パニック障害を実際に克服した芸能人の方もまた少なくありません。

よって、パニック障害の深淵(しんえん)で今現在苦しんでいる人は、希望を捨てずにいることがとても大切なことであるといえるでしょう。
実際に私自身、パニック障害を克服することができたわけです。

パニック障害を自力で克服【最新版】 (←ブログ記事一覧へ戻る)

(参照:)
パニック障害の芸能人(一覧)
https://avpdblog.wordpress.com/2016/10/03/kim-basinger-quotes-social-anxiety-panic-attacks-agoraphobia/
https://www.calmclinic.com/panic/article/famous-people-with-panic-disorder
http://www.abconsultation.com.au/news/johnny-depp-anxiety-yana