パニック障害の克服に断食は有効か?

パニック障害の克服に断食は有効か?

断食は確かにパニック障害に有効です。断食をすると脳内のセロトニンが増加し、アドレナリンは抑制されます。「パニック発作は、主にアドレナリンの過剰によって引き起こされている」と精神医学において定義されていますが、断食をするとアドレナリンは下がります。

断食をして怒る人はいない

たとえば、どんなに元気が良い人でも怒りやすい人でも、断食をしているさ中に、怒ったり暴れたりする人はいません。

断食をすると、感情はニュートラルになり、欲望や強い衝動も消えていくわけです。怒るのにもエネルギーが必要なのであって、断食をしてエネルギー不足の状態に生体がなっていれば、怒りようがないわけです。

パニック障害への断食の効果は一時的なモノ

しかしながら、この変化は一時的なモノで、永続するものではありません。そういう意味においては断食はパニック障害を克服するのに有効であるとはいえません。

断食をパニック障害を克服するために一生もしくは半永久的に、
週に何度も何度も繰り返すのは、現代人にはかなり非現実的な
話です。サラリーマン勤めをしていれば、付き合いもありますし、ストレス塗(まみ)れの社会生活に合わして、断食という苦行を継続するのはかなり無理がある話だと私は感じています。

私はもともと断食の専門家でもあり、数限りないほどの様々な形態の断食を実行してきたという来歴があります。

↑断食の効果は一時的なモノ

私の断食体験談

私の断食の体験談をここで述べますと、断食をすると、パニック障害やその他各種の神経症の症状は鎮静化しました。

最近明るくなった。」
「機嫌が良くなった。」

「小言をいわなくなった。」
と実際に家族に言われたほどでした。

たとえば、断食中はパニック発作や強迫観念にとらわれることもなくなり、吃音の症状も軽快しました。
この変化は断食をはじめて2日、3日程度で現れましたが、断食を中止するとまた元の状態に戻ってしまいました。

さらには断食は決して楽しいものではありません。

断食は楽しいものでは決してない

感情がニュートラルになるといっても、楽しい感じでは全くないですね。

知り合いの高僧の方も同じことを話されていました。
「私は数限りないほどの断食の経験を持っているが、
断食は決して楽しいものではないよね」と・・・・・・。

したがって、この状態をずっと長く継続するのは無理があり、パニック障害を克服するのにシビアに断食を用いていくのはかなり酷(こく)というものだと思います。

パニック障害の克服に断食を役立てるために

もし、パニック障害を克服するのに断食を役立てたいと考えるのであれば半断食をお勧めします。半断食とは朝昼を抜きにして、夕食だけ食べるという一日一食です。

一日一食にすると心は落ち着きやすくなります。現代人の情緒不安定の一つの大きな原因は、肉体労働をほとんどしていないにもかかわらず、カロリーの高いものを過剰に食べていることにあります。

エネルギーが過剰になると、
そのエネルギーは発散されるための発露を求めはじめるのですが、
このとき重労働といえるような肉体労働をしていないと、
「思考」「悩み」という形で、エネルギーが消費されていくわけです。

これが精神不安定の原因につながります。

ちなみに、江戸時代は一日2食でした。

よく食べるのであればよく運動しよう

要するに、沢山食べるのであればそれに比例して運動しないといけないという話になります。
運動していないのであれば、せいぜい2食で十分でしょう。3食食べるのであればきちんと運動をしないといけません。

(関連:)
パニック障害を運動で克服
パニック障害をヨガで克服
パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

(まとめ)

ちなみに、断食は自己流で実行すると危険です。特に長期のモノになればなるほどそうです。したがって、もしどうしてもやりたいのであれば、断食道場のようなところで専門家の管理下の元で実行すべきです。

もし自分で行いたい場合は、週数回、半断食程度に抑えておいた方がパニック障害の克服に有効です。

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