(最終更新日:2021/01/02)
【強迫性障害】被害恐怖を克服する方法
強迫性障害には被害恐怖というものもあります。あまり耳慣れない用語ですが、加害恐怖と対を為す意味合いで、被害恐怖に悩む人も多く存在しているのです。
被害恐怖とは?
Contents
✅:被害恐怖とは「自分自身がモノや人から危害を加えられるのではないか?」という強迫観念に病的なほど思い悩む症状を指します。
「包丁を使用する時、その包丁で”自分を”切ってしまうのではないか?」
という強迫観念に被害恐怖の人は戦慄し、刃物を触るのを極端に嫌がります。
被害恐怖と加害恐怖は併存しやすい【両者の違いについて:】
✅これはコインの表と裏であるが、結局は同じコインの一部であり、被害恐怖が加害恐怖に転じたり、加害恐怖が被害恐怖に転じたり、或いは、両者がまじりあって併発したり・・・・・・というような形で併発しやすいです。
両者の本質は結局はほぼ同じモノだと言えます。
表面的な両者の違いは以下の通りです。↓
✅加害恐怖→自分が他人やモノに危害を加えることを極度に恐れる(≒能動的)
要するに、両者の違いは
“能動的であるか受動的であるかの違い”になります。
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〇強迫性障害の加害恐怖を克服するコツ
過去の私の体験談
終いには親が作った食事も疑念が強くなり過ぎて食べられなくなりました。
極限的に酷いノイローゼ状態で、これは私が中学生の時に実際に起きた出来事です。
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強迫性障害の被害恐怖を克服する方法【まとめ】
これらの方法論は他の強迫観念の治し方と同じです。
こちらのページに詳しいので参照されてください。
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〇強迫性障害を自力で克服するのに大切なこと
簡単に以下まとめます。
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克服法の要約
⑴:運動の習慣をつけ強迫観念の源泉となる過剰エネルギーを十二分に毎日消費する
→慢性的な運動不足、食べ過ぎが連なると、エネルギー過剰になり、エネルギー過剰になるとその余剰のエネルギーを消費しようと人体の自動フィードバックシステムが起動し、”思考”という形で消費しようとします。
しかし、運動を習慣化するなどして、しっかりと余剰エネルギーを消費しておけば、思考方面へ流れるエネルギーは低下するのでその分、被害恐怖は改善し、軽くなります。
⑵:被害恐怖は脳の機能によって自動的に生み出されている妄想に過ぎないという事実を常に自分に言い聞かす。
→気休め程度の効果がありますが、過去の私はこの方法で少しは気が休まりました。
メタ認知すると悩み事や苦しみは概して気は楽になるモノなのです。
⑶:サプリメントを摂取し、脳内のGABAレベルを上昇させることを優先事項とする。
→GABAが増えれば強迫性障害による被害恐怖も最早、出てこなくなるでしょう。
GABAとはγアミノ酪酸の略称で脳の興奮を抑制する鎮静系神経伝達物質です。GABAが増えると不安は比例して減ります。
⑷:考えている暇のない忙しい生活の実行
→考えている暇のない生活をしているとそもそも被害恐怖等の強迫観念に捉われている時間が圧倒的に減ります。
同時に過剰エネルギーも消費されます。したがって、この⑷は⑴としても機能しますし、一石二鳥の効果があります。
⑸:クスリの摂取
→あまりに苦しみが大きい場合は、クスリも併用していくと回復がよりスムーズに行く傾向にあります。
まとめ
以上の点に気を付け、これらの克服の方法を日々実行されてください。
被害恐怖の問題は日に日に改善されていくはずです。
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〇強迫性障害の加害恐怖を克服するコツ
✅当ブログでは強迫性障害を自力で克服するのに重要な情報を掲載しています。ぜひ参考にされてください。
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