強迫性障害の克服に効果的な食べ物【まとめ】

(最終更新日:2023/09/21)

強迫性障害の克服に効果的な食べ物【まとめ】

✅強迫性障害を克服に食べ物は有効です。

基本は、精白されていない穀物(玄米、雑穀)、野菜(特に根菜類)をしっかりとるようにして、なるべく少食にすればいい
だけです。

 

✅これらの食べ物は豊富なビタミン、ミネラルを含みます。

また、

食物繊維は腸内環境を整える善玉菌のエサになります。

 

食物繊維の摂取は野菜よりも圧倒的に穀物からが優位に取れます。

したがって、野菜うんぬん(根菜類は例外)よりもまずは穀物(玄米、六分付米、白米に雑穀を入れるなど)された方が良いです。

↑私による本記事の動画解説です。

強迫性障害の克服に効く食べ物についての簡単な説明:

日本食が基本:

〇要するに、昔の日本食が良いのです。

 

▶主に米、雑穀、みそ汁、納豆、豆腐、沢庵、山菜、海藻といったモノが良いのです。

これらの食べ物は食物繊維やビタミン、ミネラルを十分に含んでいるからです。

 

日本人には日本人古来の食事が最も適しています。このことは、腸のつくりが欧米人とは違うことからも明らかです。

要するに、古くからあるその土地に合った食べ物(伝統食、風土食)を摂取することが良いのです。

また、日本食は”生食”や”発酵食”を非常に多く有しています。
だからこそ、外国人はヘルシーフードと聞かれると、彼らの多くは日本食だと即答するわけです。

(参考:)※英語
why-japanese-diet-so-healthy(BBC Good FOOD)

めんどくさい人へおススメの方法:

玄米菜食(玄米がキツイ人は雑穀(スーパーで買える、ひえ、あわ、きび、麦、アマランサスなど)を白米に入れて食べる。)

 

雑穀はおいしいし食べやすいので、家族に嫌がられることもまずないでしょう。(家族が嫌がる人は粟(あわ)がおススメです。甘くおいしい上、色も白いのでバレません。)

また、一人暮らしの人でも雑穀パックを白米に入れるだけで簡単に自炊できるので非常におススメできます。

 

それから胃腸が弱い人にも雑穀はおススメです。(胃腸が弱い人には玄米は合わないので、3分付や4分付にするか、雑穀米に切り替えるようにすると良いです。)

(関連記事:)
強迫性障害と腸内細菌(フローラ)【改善方法】

色の付いた(*自然に)食べ物を選定する:

うどんよりもソバ

 

▶白米よりも玄米。(なるべく、色のついたモノを食べることを心がける)胃腸が弱い人は、玄米ではなく、5分付きだとか下記の方法を試すと良いです。

 

〇このように、穀物(米やうどん等)はなるべく色のついたモノ※を取るようにしていく。
(※人工着色料によってではありません)

 

▶うどんなら全粒粉。白いうどんよりは色の付いたうどん(全粒粉うどん)が良く、さらにソバは良いです。

ラーメン食べるのであれば全粒粉ラーメン。
或いは、パンを食べのなら全粒粉パン。

 

たったこれだけのことです

清涼飲料水を飲むのはなるべく控える:

〇糖分過剰になるので清涼飲料水はなるべく避ける。

 

清涼飲料水の中にはスティックシュガー(3g)が10本以上入っています。

また、ゼロキロカロリーやカロリーハーフ飲料には危険な人工甘味料※が含まれています。

※表沙汰になることはありませんが決定的な証拠があります。

 

「食べ物や食事だけで強迫性障害を克服できるのか?」という重要な問いについて:

食べ物だけで強迫性障害を克服するのは軽症以外は難しい場合※があります。なので、サプリメント等は必須。

(※しかしながら本当の意味で”食事は内容改善に徹底”すれば完治する可能性は十二分*にありえます(*正直余裕だと思います)
その場合、サプリメント以上の遥かな効果が期待できるでしょう)
 

しかし、食べ物の摂取は確実な緩和に十分つながるのは確かです。

 

過去の私はマクロビオティックの玄米菜食を試したり長期断食(21日間)をしてみたりしましたが、本質的な意味での根本解決にはなりませんでした。

しかし、「回復食等まで徹底しなかったのがまずかった」と今現在反省しております。

 

ただ、確実な改善につながったのは間違いない事実です。

セロトニンはあまり関係ない公算大

 

強迫性障害ではセロトニン不足が原因だとよく言われていますが、正直、そこまで重要ではない公算が大きいです。

 

✅例えば、これだけ強迫性障害を治すため、セロトニンを増やす製品を飲んでも症状がまったく改善されないという人が巷であふれかえっている現状を見てみれば、今、この文章を読まれている方の中でも過半数以上の方は頷かれるのではないでしょうか?

 

セロトニンを増やす食べ物

一応セロトニンを増やす食べ物をここでも書いておきます。


おススメはバナナ
です。バナナにはトリプトファンに糖質、ビタミンB6が含まれています。(バナナは輸入物でも柑橘系などとは違い、安全性が高い食品であるのもポイントは大きいです)

(※トリプトファン(アミノ酸)は空腹時に糖質と一緒に摂取すると吸収率が格段に高まります。
セロトニンが生成されるまでの経路=トリプトファン(原料)→5HTP(前駆体)→セロトニン)

他にはラム肉、牛肉、豚肉、鰹(かつお)にトリプトファンは含まれます。

動物肉を食べる場合、一番安全な肉はラム肉です。あまり知られていないことなのですが、ユダヤ教徒が食べています。
私が言いたいことはわかる人にはわかることと思います。牛肉や豚肉をチョイスする場合は国産のモノにした方がベターです。

魚肉(鰹(カツオ)やマグロ等)もまた安全性が非常に高いのでおススメです。(ただし、海域には気を付けられてください)

まとめ

✅古来の日本食が理想的

✅穀物を最重要視する(≒食物繊維を十分摂取する)

✅めんどくさい人は雑穀パックを白米に入れるくらいはやった方がいい

野菜は根菜類が安全(山菜や海藻も積極摂取すると良い)

✅色の付いた食品を優先的に食べるようにする


✅清涼飲料水の類はなるべく避ける
✅セロトニンはそこまで言うほどは重要ではない公算が大きい

✅食べ物だけでどうにかなる問題ではないのも事実*なので他の克服法を並行して行う
(*ただし本当に徹底した食の改善を為す場合は”全くの例外”とする)


このブログにこれ以上詳細を書くのはめんどくさい※ので、詳しくは沖仁宏の他ブログを参照してください。(※不適切な表現でしたが、正直、時間の関係上難しいです)



そちらにより詳細な情報
があります。

何ページも検索していくと、後方の方で多数ヒットします。

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(参考文献:)※英語
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18208598/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32772900/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32635367/

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