強迫性障害の克服法は多角的視点を持つことが最重要
強迫性障害を克服する上でのキーワードは総合性です。
これはパニック障害の方のブログで書いたことと重複しますが、
重要なのでこちらのブログの方にも記載します。
強迫性障害を克服する上で、
⑴サプリメントだけ飲んでいれば良いですとか、
⑵食事だけ正しさえすればよいですとか、
⑶運動だけしていればよいですとか
⑷生活を考える暇のない忙しいモノにしさえすればよいですとか、
⑸人間関係を正常化しさえすればよいですとか
⑹就眠環境を整えるだけで良いですとか、
⑺曝露療法や反応妨害法だけ受けていれば良いですとか、
⑻心理カウンセリングだけ受けていれば良いですとか、
⑼マインドフルネス瞑想だけで治る
⑽病人面、病人根性を捨てるだけでは駄目です
・・・・・・という風に「〇〇しさえすれば治る」
とお考えの人は思いのほか多いようです。
ネット情報や一部の書籍は「食事を高タンパクにして、サプリメントだけ飲んでいれば治る」というような題目を引っ提げているモノも少なくありません。
しかし、こんなものは嘘八百です。
それだけでは。
運動はどうなのでしょうか?
生活習慣はどうなのでしょうか?
この類の栄養療法系統の専門家は運動の重要さをないがしろにしています。
また、どういう生活を送ればよいのかというアドバイスも彼らの多くは無論することはありません。
一般に、健全な肉体に健全な精神(魂)は宿ります。
体力と精神力は正比例の関係です。
体力がある人は精神が強い。
精神が強いということは脳の認知機能が強いことを意味します。
千日回峰行の行者がいっているくらいに体力というモノは重要なモノです。
(千日回峰行を貫徹したある人は気力は体を動かす(鍛える)ことから生まれると証言しています)
また、もしマイクタイソンが貧弱な体をしていたら、あの攻撃性は体現できていないはずです。
それくらいに運動(トレーニング)というモノも精神に絶大な影響を与えるので重要だということです。
運動が脳機能に絶大な影響を与えるという本がありました。
これは事実です。
土壇場の最後の最後でモノをいうのは体力だからです。
しかし、運動だけで治るというと極論になります。
(改善すると言うのであれば正しい)
「〇〇だけで治った。治る」という話は嘘八百だと思った方がいい。
これはサプリメントでも同様の話で、
サプリメントだけで、パニック障害は治るだとか強迫性障害は治るとか言う話は嘘八百です。それだけでは。
そうではなく、サプリメントも飲むけど、食事も正して、運動も行って体力を強化し、生活スタイルや人間関係、就労環境、睡眠習慣も改善させ・・・・・・要するに、その人の強迫性障害であれば、その人の強迫性障害を産んでいるありとあらゆる原因(ファクター)を同時進行でしらみつぶしにしなければならないということです。
昔の武士は、武芸十八般すべて修行しました。
それと同じ話です。
(武士は戦闘に関わるありとあらゆる訓練を行ったわけです。
無論、座禅すら取り入れています)
中には、横暴な旦那と死別して神経症が治った人すらいます。(彼女の神経症の原因は旦那からのストレスだったわけです)
この女性のケースは極端な事例ですが、
人間関係から来ていたわけです。
外見のコンプレックスが強迫性障害の原因になっている人もあるでしょう。
恋愛や失恋の問題が強迫性障害の原因になっている人もあるでしょう。
仕事場でのストレスが強迫性障害の原因になっている人もあるでしょう。
欲求不満が強迫性障害の原因になっている人もいるでしょう。
こうした問題は四六時中、その人に付きまとうので甚大なストレスが無意識のうちに発生している場合があるのです。
それが脳の機能を蝕むわけです。
この上の旦那が死んで神経症が治った女性が人間関係の問題(旦那とのトラブル)を放置し、旦那が長生きしていたら、この女性はサプリメントを飲もうが、食事を正そうが、運動をしようが治らなかった可能性があります。
マクロに全体的問題を掴むのも必要ですが、
極めてミクロな所までみて行かないとダメです。
あなたの問題のミクロ分析が必要だということです。
あなたの生活の中にあなたの強迫性障害の原因は必ず潜んでいます。
朝起きてから夜寝るまでの間、自分が何をしていて・・・・・・というのをすべて慧眼を持って見渡し、振り返って見られてください。
じっくりと瞑想的に目をつむってこの作業を行うようにします。
これが強迫性障害(精神的不調)の原因だと捉えられるような問題が見つかった場合は、ノートにメモしておきましょう。
原因はひとつやふたつではないはずです。
それを全てしらみつぶしにしていくのが克服のコツです。
そして、往々にして今現在行っている生活の真逆の生活が克服のキーになる場合が少なくない。
※この記事は下書きです。
時間のある時に追記、校正していき完成させていきます。
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