強迫性障害の症状別【治りやすさ】

弊所の経験上、

🔵加害恐怖が最も治りやすい。
🔵細菌恐怖や疾病恐怖は最も厄介である。
🔵確認強迫はその中間である。

強迫観念の内容が形而上的(ウィルスや細菌は一般に目に見えない)であればあるほど長引く印象。
反対に、強迫観念の内容が具体的なモノ(人への危害や被害はイメージで容易に想像可能)であればあるほどすぐに治る印象。

🔵自己完結型強迫性障害は治りやすい
🔵巻き込み型強迫性障害は治りづらい

この理由は、前者は自分で治そうとする強い動機、危機意識があるのだが後者は欠落している場合が多い。(これもまた単なる傾向論である)

もっとも、これも単なる傾向論に過ぎず、個人個人の異質性、やる気にもかなり大きく依存する。

強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)

関連記事:

(Visited 413 times, 1 visits today)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です