強迫性障害を治す上で最も重要なことは脳の機能に働きかける治療法を選定することです。
精神論や根性論的な療法各種は脳の機能に働きかける治療法ではなく、物事の考え方やクセを矯正しようとしますが、脳の機能がそれら思考やクセを産んでいるという事実を過度に無視しています。
この類の治療法で結果が出ない人は非常に多いですが、そういう方はまず自分が行っている治療法が脳の機能(脳神経の健康状態だとか脳神経伝達物質の最適化等)をまず第一に題目にしているかどうかを確認すると自ずとどの治療法を選定するべきかの答えは出ると思います。
強迫性障害は思考や考え方のクセだという話は実は正しくありません。
(この類の治療法に捕まると堂々巡りを繰り返すことになります)
脳の機能が強迫観念を浮かばせやすい、強迫行為を行いやすい状態になっているから強迫性障害の症状は発現すると言った方が正鵠を射ています。
ここから逆算すればわかると思いますが、そもそも強迫観念が非常に浮かびづらい脳の状態、強迫行為を非常にしづらい脳の状態になっていれば、強迫性障害は治った状態になるのです。
例えば、最高のリラックス状態になれば強迫観念や強迫行為はバカバカしくてそういうものに捉われる人はいなくなるわけです。(不安が強いからこその強迫性障害であって、不安レベルが下がれば強迫性障害は成立しえないわけです)
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