1. 2022
  2. 6月

強迫性障害で記憶に自信がないのにはワケがある【必見】

強迫性障害で記憶に自信がないのにはワケがある【必見】

 

強迫性障害で記憶に自信がない、または自信がなくなるという人は数多く存在します。

これは理屈がわかれば当然なことであるのですが、今回はその理由と対策について、わかりやすく解説します。

 

強迫性障害で記憶に自信がなくなる理由

 

まず第一に、
強迫性障害の人は短期記憶の一種であるワーキングメモリー(邦名:作業記憶ともいいますが超短期記憶とでも考えた方がわかりやすくなります)の機能が共通して低下していることが報告されています。

 

ワーキングメモリーの機能が低下すると、思考の切り替えや気持ちの切り替えが上手く行かなくなりますので、頭の中が整理整頓されていないゴチャゴチャな状態になりやすくなります。

頭の中がゴチャゴチャしていますと、ド忘れやこれから自分がしようとしていることの記憶も失念してしまいやすくなりますので、

 

結果的に強迫性障害の人では
「記憶に自信がない」
「必要なことを瞬時に思い出せない」
と訴える方が傾向的に多くなる
わけです。

 

 

(関連記事:)
強迫性障害とワーキングメモリ(作業記憶)の関係【重要】

 

頭の中がゴチャゴチャしているほど記憶の想起、保持は難しくなる

一般に、頭の中が整理整頓されておらず雑念塗れ(≒強迫観念塗れ)になっているほど、記憶に自信はなくなっていきます。
他の雑念に今フォーカスしている記憶、思考が干渉されド忘れしやすくなってしまうためです。

 

コラム
誰しも深刻な考え事をしていると、頭が上の空になってしまうことがありますが、このとき集中力が低下します。 集中力が低下すると、今自分が考えていること、やるべきと見立てている行動計画などが頭の中から消滅しやすくなるので、「記憶に自信がない」「思い出せない」といった強迫性障害を抱える方に頻発する状態を誘発しやすくなってしまうわけです。

 

何度確認しても記憶に自信がない、記憶がない【強迫性障害でよくあるケース】

 

ある顧客の方のケース
Aさんは、30代の公務員で日々、市役所の仕事に従事されていました。ところが、上司に書類作成のミスを指摘されるようになってから、書類作成の折、何度も何度もミスがないか確認を繰り返し、一つの書類を作成するために膨大な時間と労力を要するようになり、私の所へ相談に来られました。

彼女の話では、完全にミスがない書類を作成しても、その記憶に自信が持てないまたはそのことに関する記憶がない(パニくっているせいで頭が初期化される)とのことだったそうです。

さらに、彼女のケースでは仕事場のストレスが原因でさらに出社時に家の電気、ガスの元栓、ドアの施錠をちゃんとしたかどうか気になり、出社までにやはり膨大な時間を要するようになってしまったそうですが、このような仕事場や人生上の大きなストレスにより強迫性障害の症状(この場では確認強迫)を発症してしまうことはよくあることなのです。

とにかく、きちんと家まわりの確認や仕事場での書類作成の確認を行っているそうなのですが、そのこと(≒記憶)に自信が持てずに、2度も3度も帰宅し、確認していくということを繰り返してしまったそうです。

記憶に確たる自信を持つ方法

それはワーキングメモリー(作業記憶≒超短期記憶)を鍛えることです。
下記の動画に詳しいですが、
ワーキングメモリーを最も有効に強化するのに効果的な方法は、体を鍛えることです。

 


神経衰弱や数学の応用問題、Nバック課題など方法は沢山ありますが、最も劇的な効果があるのは体を鍛えること
です。

(有酸素運動、無酸素運動または有酸素運動と無酸素運動を交互に繰り返すインターバルエクササイズ、全身を一括で鍛える多関節エクササイズ(スクワット、重りを使ったミリタリープレス等)、ヨガ等が特に効果的です)

強迫性障害のせいで仕事場で記憶に自信がない場合の対策

それは上記の運動を日々習慣化されていくことです。
他には、サプリメントの摂取や食事を正していく方法も非常に効果的です。

(関連記事:)
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これらの方法を用いれば、仕事場での記憶違いやド忘れ、記憶に自信がないことに起因する確認強迫の症状も消滅していくはずです。

結論

強迫性障害のせいで記憶に自信がなくなったり、一時的に記憶がなくなったりする症状の原因はワーキングメモリーの低下に起因します。

ここから逆算して考えればワーキングメモリーの機能を強化することに傾注することがこの問題の解決につながっていきます。

当ブログにはワーキングメモリーを強化する及び強迫性障害を克服するのに最も効果的な方法をあらゆる角度から網羅しておりますので、ぜひ参考にされてみられてください。

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