強迫性障害でスマホの傷が気になる人へ【対策】
Contents
強迫性障害でスマホの傷が気になり、1日中それに憑りつかれて困っているという相談を受けることが私は多々あります。
↑このようなあからさまな傷を指すのではない
今回は過去の私の体験談を含めて、強迫性障害でスマホの傷が気になったという事例を挙げるとともに、その対策法を記述致します。
何故、強迫性障害でスマホの傷が気になるのか?~不完全恐怖という病理~
強迫性障害特有の過剰なこだわり、ことに不完全恐怖といわれる症状であると考えられますが、過去の私自身、似たような症状の経験がございます。
過去の私は強迫性障害だけでなく様々な重い神経症に苦しめられましたが当然この不完全恐怖も存在しておりました。
不完全恐怖とは?
例えば買ったばかりの製品に目を凝らしてみても、視認できないほどの傷一つない状態でないと絶対に嫌ですとか、筋トレを行って腹筋が割れているが、腹筋の6パックが左右対称でないと絶対に許せないですとか、
勉強をしている時、自分が決めたセクションを終わらせない限り自分と折り合いがつかなくなる・・・・・・といった過度の行き過ぎた完璧主義に四六時中苦しめられる症状を主に指します。
過去の私の体験談~スマホに対する不完全恐怖~
どういう経験であったか内容を時系列風に箇条書きで記述します。
(*私がこの症状を経験した頃(高校時代)はスマホではなく、折りたたみ式の携帯電話でしたので下記携帯電話という文言を全てスマホに置き換えてご照覧ください)
↓
⑵:携帯電話のバッテリー部分を強く推すと、ギコギコ軋(きし)み音がする
↓
⑶:友人の携帯バッテリーを押しても軋み音はしない
↓
⑷:携帯ショップへ行き、返品手続きを行う
↓
⑸:新しい携帯が届いてもギコギコ音がするので満足できない
↓
悩みの無限ループ・・・・・・
という感じでした。
スマホの傷が気になり過ぎて、それで疲れてしまっている強迫性障害の人は多く存在する印象を受けますが、
普通の人には気が付かないような些細な傷跡がこのタイプの人の不完全恐怖の症状にひっかかり煩悶されているのだろうと自分自身の経験知も踏まえ考えられます。
根本的対策法:
〇細かいことを気にならないような脳の機能状態を獲得すること
具体的な例を出せば、例えば脳内のリラックスに深く関わる神経伝達物質GABA(γアミノ酪酸)の量を増加させる手筈を取ります。
GABAを増やすための方法はこちらの幣ブログ記事を参考下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
(参考:)
・強迫性障害に効果的なサプリメント【最新版】
・強迫性障害を自力で克服するのに大切なこと
・強迫性障害をヨガで克服【最新版】
・強迫性障害を運動で克服【まとめ】
注意点:
こういった個々人のフィーリング的な問題というモノは生理現象のようなモノですので、考え方の問題ですとかクセの問題というわけでは全く持ってありません。
勘違いされている方が非常に多くおられる印象を受けますが、
強迫性障害を克服する方法とは脳の機能状態を脳機能に直接介入することにより変容させていくというモノです。
補完的対策法:
物理的にスマホ自体に事前に施すべき対策法としては、誰しも思いつくことだと思いますが、
スマホの画面、背面に高性能の防護フィルムを張り付け、同時に、これまた高性能のスマホケース(カバー)を、ご自身がスマホを入手されたその瞬間に新品のスマホに即座に取り付けることを行うべきです。
自分で行うのが難しいようであれば、お店の人に頼まれることを推奨します。(相手はプロですのでその程度の作業はお茶の子さいさいでしょう)
まとめ
強迫性障害でスマホの傷が気になる人は、
⑴:根本対策としては、細かいことが気にならない脳の機能状態を獲得する
⑵:補完的対策としては、スマホを買った瞬間からスマホに高性能の防護フィルム、スマホケース(カバー)を利用する。
この2点の徹底が対策になります。
スマホの傷が気になる人は強迫性障害のうち不完全恐怖の症状を抱えている蓋然性が高いです。
(このタイプの人では醜形恐怖症も抱えている場合も多くあります)
当ブログには強迫性障害を自力で克服するのに必要不可欠な情報が網羅されておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
〇強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)