(最終更新日:2023/08/09)
強迫性障害を生活習慣を正して克服する方法
Contents
✅強迫性障害を克服するうえで重要なことのもう一つは、生活習慣を正すということです。強迫性障害になっている人では生活習慣が乱れている場合が多いのです。
たとえば、考える暇がたっぷりあるような生活をしていたりしていると、強迫性障害は、ほぼ確実に悪化します。
これは運動が不足するということもありますが、暇を持て余すような生活自体が心身(≒脳)に非常に有害だからです。
逆に、考える暇のない忙しい生活を行うと、基本的に強迫性障害は改善します。
「強迫性障害を克服する」という強い決意を持った方は、考える暇のない忙しい生活を常日頃から行うように心がけることが非常に大切です。
体も心も運動を不足させてはいけない
✅時間がたっぷりとある生活をしていて体もろくに動かさないと、消費されるべきエネルギーがその消費先がなくなるので、結局、すべて頭の方(≒症状)へいくことになります。
↑運動やスポーツをすると強迫観念や悩みが減ることは既に、先人たちは気づいていました。
(体をよく動かすとエネルギーが身体方面にて大量消費されるので、頭(脳)の方へ行くエネルギーの過剰集中を防ぐことができるというわけです。これを人民統治の政策としてどこの国でも行ってきました。
ちなみにオリンピックはその残滓です。国民にスポーツを励行させることで、国民の政治への不満レベルは優位に下がり、その分、時の為政者は統治が行いやすくなったわけです。)
強迫観念が酷い人は、エネルギー過剰である可能性が非常に高いです。
↑エネルギー過剰を防止する方法→ 運動、忙しい生活の実践、少食
エネルギー過剰が強迫観念を悪化させる
エネルギー過剰の原因は、体の運動不足、それから心の運動不足(゠社会生活で心を使っていない状態)です。
心も体も運動を不足させてはいけないということになります。
たとえば運動が不足しても、社会的に孤立しても、使われるべきエネルギーがたまりますので、その発散法(防衛機制)として、自動的に思考の方にそのエネルギーは消費の発散先を求めることになるのです。
これが悩み、囚われ(いわゆる強迫観念)の正体のひとつです。
生活を正すことは克服の要諦
だからこそ、運動をしてエネルギーを消費しておけば、強迫観念や思考過剰に陥りづらく人はなるのです。
文豪や科学者、芸術家、プログラマーなどの首から上だけを使うような職種に心の病が特に多い理由のひとつはこれです。
そのため、最近ではこの種の職域の人に対して、会社がエクササイズを励行しているような場合も多くなってきているのです。
ちなみに、独居房に入れられた囚人が気が狂うのはエネルギーの発散先が一切ないためです。
詳しい話は私のYouTubeまたは他のブログ等を見られてください。
しかし、この記事は随時、追記していきます。
追記:睡眠ホルモン分泌のゴールデンタイムを睡眠に挟む
睡眠ホルモン「メラトニン」分泌の時間帯は決まっています。最もそれがピークに達するのは22時半頃から3時半頃までです。
これは訓練でどうにかなる問題ではないので22時頃には寝てしまう習慣を持つと良いでしょう。
(関連記事:)
〇【強迫性障害】睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を最高レベルにする方法
まとめ
✅強迫性障害を克服するうえで生活習慣を正すことは非常に大切です。
強迫性障害になっている人は自分自身の生活を客観的に振り返り、問題点が見いだせれば、そこを見直してみてください。
そして、改善点を見いだせれば健全な生活習慣を心がけるようにされてください。
強迫性障害の症状は次第に影を潜め、精神的にも必ず前進できるはずです。
〇強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)