強迫観念を気にしない方法はないのに、みんな勘違いしてる
✅強迫観念を気にしない方法はありません。
✅強迫観念は無視できるモノでもありません。
絶望的な回答をしてしまいましたが、ちょっと待ってください。
具体的かつ実践的な解決策も当記事内に用意してあります。
✅はじめによくある間違った強迫観念についての捉え方を見ていきましょう。
強迫観念を気にしない方法【知恵袋】
以下は知恵袋に合った質問と回答です。
↑本質をはずした「よくある回答」です。カウンセラー等がよくするアドバイスです。
結論を言うと、強迫衝動を無視することは不可能です。
強迫観念は”不安という感情から誘発された生理現象”なので、無視したり、抑制することは不可能なわけです。
(強迫観念≒感情(または感情に色づけられた思念))
以下の私の動画がこの記事の論題の明確な回答を提供しています。
⇩⇩⇩⇩⇩⇩
↑強迫性障害の問題解決の大前提(エッセンス)を話しています
例えば、動物などでも不安レベルが非常に高くなると、しきりに強迫行為(天敵が近くにいないかどうかの確認を繰り返す)を繰り返すことが知られています。
強迫観念は人間も含めた動物に備え付けられた生存戦略のための防衛機制の一種であると読み取るのが正解となるでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?
不安を感じづらい脳を作る→強迫観念が浮かびづらい脳へ
この上記、私のツイッターの投稿の通りです。
✅最高にリラックスした状態では、強迫観念に捉われようがありません。最高にリラックスしていれば、「強迫観念?は?何それ?、馬鹿じゃないの?」で間違いなく終わります。
お酒を飲んで最高に良い気分の時に、「強迫観念が気になる」等と言う人は存在しないことでしょう。
リラックスした状態とは、不安レベルが低い状態を指します。
この状態を作り出し、自己に常時定着させていく方法が、
強迫観念を気にしないコツです。
強迫観念を気にしない脳にするための具体的方法
⑴サプリメント(Secret Medicines含む)
サプリメントと聞くと、「んなわけねーだろ。似非科学か?」と多くの方はお考えのようですが、それは大きな間違いです。
ここらへんは”利権”が多分に関わっているから、こういう結果になっているとだけ言っておきます。
(関連記事:)
〇強迫性障害に効果的なサプリメント【最新版】
⑵運動
運動も強迫観念の減弱いわゆる不安に強い脳の獲得に効果的です。
施設や行政の場などで老人に運動を促しているのは、運動に明確な認知機能強化作用が存在するからです。
運動は脳を鍛え強化します。
(科学的に証明されています)
ウメハラだとか東大プロゲーマーの”ときど”のような頭脳労働者(格闘ゲーマー)がジム通いを続けているのは運動が認知機能に如何に大きな影響を与えるかを理論的、体感的に理解しているからでしょう。
(参考記事:)
〇筋トレでゲームが上手くなる? 東大卒プロゲーマー・ときどさんに聞いてみた
(関連記事:)
〇強迫性障害を運動で克服【まとめ】
〇強迫性障害と筋肉の関係【筋トレの重要性】
〇強迫性障害をヨガで克服【最新版】
⑶食事
食事も脳に影響を与えるに決まっています。人は食べ物のお化けです。
正食するようにするのが強迫観念を気にしない方法になりえます。
(極めていけばサプリメント等よりも効果的です)
食事もやり方によりけりですが、徹底していくと、超人的な能力の体得にすら、つながっていくことはあまり知られていません。
(関連記事:)
〇強迫性障害の克服に効果的な食べ物【まとめ】
〇強迫性障害と腸内細菌(フローラ)【改善方法】
⑷考えている暇のない忙しい生活
忙しい生活をしていると、考えている暇がないので強迫観念に捉われようがありません。
忙しければ忙しい程、生活自体が瞑想法になります。
生活を瞑想にするのがコツです。
日々の生活、仕事自体をマインドフルネス瞑想にしてしまえば良いのです。
(関連記事:)
〇強迫性障害を生活習慣を正して克服する方法
⑸規則正しい健全な生活
早寝早起きは三文の徳といいますが、早寝することは脳機能に非常に良い影響を与えます。
江戸時代と言わずとも、昭和30年頃でも皆21時までには就寝していたと聞きます。
現代人は24時頃に就寝しますが、皆異常な生活を無自覚的に送っていることになります。
早寝をすると睡眠ホルモン「メラトニン」が脳内で上昇します。心の問題を抱えた人はこのメラトニンが低下していることが判明しています。
(関連記事:)
〇【強迫性障害】睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を最高レベルにする方法
以上のことが出来ていれば強迫観念はより気にならなくなる
以上のことが出来ていれば強迫観念は自然と消えていきます。
✅何か努力するでもないしに、自然に、自動的に消えていくということです。
コラム:強迫観念を気にしない方法、無視する方法、扱い方なんて存在しない
結論
✅強迫性障害の強迫観念は生理現象であることを頭に入れられて下さい。
その生理現象に介入するには、訓練、克服法に依って生理現象の感度を変えてしまうことがコツです。
強迫観念は生理現象であるという事実を無視して、小手先でこう対処すればいい、抑止する方法などということを話している人が多いですが、こういうのは小細工であり、何の解決にもまずなりません。(なのでこの種の動画とか記事は私は全然作ってないわけです)
話を戻しますが、
✅根本解決を提供するメソッドは
それが上述した⑴⑵⑶⑷⑸の方法論です。同時併行で総合的に行わないとダメです。(どれかひとつだけを行っているが他はまるでやっていないというのはてんでダメです)
手段を選ばないことも中には必要になります。
(関連記事:)
〇強迫性障害を強迫観念を無視して克服する?
〇強迫性障害を自力で克服 (←強迫性障害を自力で克服)
参考文献:
〇https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/cpp.557
〇https://www.cambridge.org/core/journals/the-british-journal-of-psychiatry/article/abs/neuroanatomical-aspects-of-cognitivebehavioural-therapy-response-in-obsessivecompulsive-disorder/07EAB6C55442B1197CB935D7DF517293
〇https://www.bmj.com/content/348/bmj.g2183
〇https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0005796702002437
〇https://www.tandfonline.com/doi/full/10.31887/DCNS.2010.12.2/smoritz?scroll=top&needAccess=true&role=tab