健康になりたければ健康な人とのみ付き合う
まじめな人が不真面目になりたいならヤンキーと付き合えばよい。
これと全く同じ話が強迫性障害の克服にも言えます。
強迫性障害を辞めたいのであれば、同じような境遇の人と付き合うのはやめ、メンタルが健康そのものの明るい人とのみ付き合うようにすると良いわけです。
同様に強迫性障害を克服したければ底抜けに明るい健康な人とのみ付き合うようにする
そういう風に心掛け、常日頃から行動するようにしますと、
次第と違った風景が見えていき、強迫性障害という病気のこと自体を忘れてしまうことでしょう。(強迫性障害が本当に治った人は強迫性障害のことを最早想起することなどなくなります)
様々な価値観、未知の経験を積むことの大切さ
私の場合は日本を飛び出し、様々な人種、業種、クラスの人間と関わってきました。
意図的にやったことです。
それにより、様々な人種、業種、クラスの人間の間の常識というモノが
立体的に理解できるようになり、視野が指数関数的に広がりました。
こういう生活をしていると、幼子のようなもので見るモノ、触れるモノ全てが真新しいものになります。
当然、真新しい”自分の経験したことが全くない未知の体験”を積むことは楽しいことなので、自分の抱えている悩み、問題など忘れてしまいます。
小さな子供が大人からしたらどうでもいいようなことに夢中になって喜んで遊べるのは、彼ら彼女らにはそれが知らない世界であるからです。
優等生は優等生の世界しか知りません。
同様に、病気を抱える人は病人の世界しか知らない傾向にあります。(全員が全員と言っているわけではなく、あくまでも傾向論になります)
(人は似たような境遇の人と付き合いたがる傾向にあります。
何故なら、その方が楽だからです)
しかし、似た境遇の人と付き合っていても学びも気づきもありません。
病気を本当に辞めたい場合、
健康な人とのみ付き合うようにすることが同じ理由から重要になります。
付き合う人間を変えると見えてくる視界が180度転換する
強迫性障害を克服したいのであれば、
まず自分を病人視するのを止め、健康な人と付き合うようにします。
そうすると、違う世界が自然と見えてくる。
例えば、年収500万の人が年収50億の人と付き合うようにすれば、新しい学びが山ほど脳に入ってくるのと同じ話です。(その逆も然り)
或いは、
日本国内にいた人が海外で生活してみるというのも全く同じ話になります。
今まで自分がしたことがない物事を認知でき、経験することになります。
強迫性障害を克服するうえで、このような心掛けをしていくことは非常に大切になります。
日々の生活の中で、自分の中の常識を打ち破るような真新しい経験や人と付き合うようにすると解決策は自然と見えてきやすい状態となります。
私自身、海外で生活し、他の人種や文化が背景にある人々と付き合うようになってから、例えば海外では病気を隠す傾向は日本ほどはなく、開けっぴろげに公言する人が多いという傾向を肌感覚で理解できるようになりました。
したがって、悩んでいるまたは心の問題を抱えているのは自分だけではないという事実に気づかされたわけです。
強迫性障害の克服に限らずに、物事の解決を真に望むのであれば、全く持って未知の経験を積むことがそのカギとなります。(そのギャップは大きければ大きいほどよく、その理由はそれだけ自分に大きなインパクトを与えることになるからです)
明るい人と付き合うことのメリットとネガティブな人と付き合うことのデメリット
超健康で超明るい人とばかり接していれば彼らの物事のとらえ方や営む生活、そうしたことが肌感覚で理解できますし、同時に感情や気分はうつるモノですので(ミラーニューロンの働きによる)、明るい人と付き合っていると自分も明るい感情や気分になっていくわけです。
そうすると、病は忘れ、病は忘れたときに治るわけです。
(この時、克服するための方法が自然と見えてきます)
似た者同士で群れてはいけない
一番良くないのが、強迫性障害の方のケースではネガティブな病人同士で常時ネガティブなこと——例えば「強迫性障害は一生治らないよ」などと——を常時話しあっていることです。
病人意識を完全に捨てなければ、強迫性障害を克服することはできません。
このような観点から、ネガティブな人と付き合うのを止めることが重要ですし、同時にネット上にあふれるネガティブな内容の情報に一切向き合わないことが肝要です。
同じ強迫性障害でも前向きな人とだけ付き合うようにしてください。
そして、「強迫性障害?は?何それ?」という次元の精神が健康な人とのみ関わるようにされて下さい。
東大に合格する人の周りは、東大に合格する(した)人ばかりです。
年収が数億を超えている人の周りは、年収が数億を超えている人ばかりです。
私の親は東証1部上場の基幹企業の役員でしたが、今現在付き合っている知り合いの多くは東証1部上場企業の取締役(社外含む)、会長がほとんどです。
まとめ
このようなことからわかるように、ヒトは似た境遇の人間と関わる性質を持っています。
✅現状打破の盲点となるのは、似た境遇以外の人間と積極的に関わることです。
(これができている人は世の中に殆どいない。何故なら”盲点”であるから)
強迫性障害を自力で克服したい場合は、自分と全く違う境遇の人間と付き合うことです。
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