(最終更新日:2023/09/17)
強迫性障害と筋肉の関係【筋トレの重要性】
強迫性障害のような過度にリラックスに欠く不安を抱える方の場合、十中八九、筋肉がこっております。
上半身の筋肉は主に感情に関わっておりますので、上述したように、必然的に”そうなる”と断定的に言うことができるのです。
上半身の筋肉がこると精神は不安定になる
強迫性障害に限らず、精神が不安定な方は上半身の筋肉がこっております。
例外はありません。
🔳肩が今にも落ちそうなほど肩が柔軟な状態で精神不安定になろうと思ってもなれるものではありません。
または、🔳胸の筋肉がこっている状態で快活に明るく元気よくといっても、それは無駄な話になるのです。
と言いますのも、
筋肉の状態は心理状態と密接に関与しているためです。
(強迫性障害等のノイローゼ傾向にある方が明確に運動が不足している傾向にあるのはこのためとなります。子供や非文明国に住んでいる人にノイローゼが殆ど見られないのは良く体を動かすからです)
心理状態と筋肉の状態は正比例の関係:
お風呂に入ったり、マッサージを受けると誰でもリラックスできるのは筋肉が柔軟になるためです。
✅:筋肉が弛緩すると精神は非常に安定します
強迫性障害を克服(改善)したい場合、
この状態(全身の筋肉のこりが取り除かれた状態)を自分で作り上げていけば良いのです。
余談となりますが、奥さんや旦那さんまたは自分の彼女、彼氏、両親などに「しづらいお願い事」をする場合、風呂上がりにすると良い。
✅風呂上りは誰しも筋肉が柔軟になっているので、ポジティブな回答が返ってくる蓋然性が高くなります。
反対に、
✅寝起きのような誰しも筋肉がこっているような時に、同じお願い事をしてもネガティブな反応が返ってくる蓋然性は極めて高くなります。
お願いしづらいことをお願いする時ほど、相手の筋肉が柔軟になっている状態でするのが交渉のコツです。
何故、このようなことが起きるのか申し上げますと、繰り返しになりますが、
筋肉の状態と感情は極めて密接に関わっているためです。
コラム:筋肉と感情の関係
✅胸の筋肉が萎縮硬化していると陰気な気持ちになり落ち込みやすくます
✅背中の筋肉がこると些細なことにムシャクシャしてきてイライラしてきます
✅腰の筋肉がこると何事も億劫でやる気がしなくなります
✅みぞおちや腹筋まわりの呼吸関連筋が硬化し固くなると呼吸が必然的に浅くなるので、意気消沈し、うつ傾向に陥ります
✅下半身(足腰)の筋肉が弱いと上半身に力が入るので些細なことに動揺する”腰の据わらない”精神不安定な状態になります
一例を挙げますと神経症(ノイローゼ)の人は足腰が弱いので、足腰を鍛える運動を行うと少々のことでは動じなくなるので、例えば強迫性障害の方でも症状は改善されて行くのです。
(相撲で力士が土俵に上がる前に四股を踏むのは精神的動揺を抑え喧嘩相撲になるのを防ぐためです)
強迫性障害に代表される神経症の人は足腰をまず鍛えるようにされて下さい。
筋トレ等は強迫性障害の克服に効果的
筋肉を柔軟(強靭)にし、精神を安定させる。
そのために効果的であるのは⑴ヨガや⑵筋トレになります。
ヨガや筋トレを実行されていきますと、筋肉が非常に柔軟になっていきます。
⑵:筋トレでは筋肉を収縮させる方面にて機能しますので、
両者は併用して行うと非常に効果的となりえます。
筋肉の伸長と収縮の幅が広ければ広いほど筋肉は弛緩することになります。
ですので、応じて上半身の筋肉であれば特に呼吸は深くなり、呼吸が深くなればなるほど精神は安定していきます。
こうしたことは決して気休めではありませんので、
ヨガや筋トレ等の運動を強迫性障害を克服したい方は実践されて見られてください。
気分の悪さには筋肉のコリが関わっています。筋肉とは感情だと認識されて下さい。(それくらい相関関係が極度に強い)
何事も継続が重要となりますので、下記の関連記事を参考にされながら習慣化していくことが最も大切となります。