(最終更新日:2023/05/22)
強迫性障害の心理カウンセリングで”効果なし”だった人へ
基本的に、強迫性障害は脳の機能異常ですので、心理カウンセリングのような手法で克服できるほど甘いものではありません。無謀過ぎます。
私の顧客の方で強迫性障害を持つ方の中には心理カウンセリングを通算100回以上受けられてきたが、一切、効果がなかったという人がほとんどです。こんな方、ざらです。
(強迫性障害のスカイプカウンセリング、電話カウンセリング、対面カウンセリングなど)
今回は、“なぜ心理カウンセリングが強迫性障害に対しほとんど効果がない、治らない、意味がないのか?”ということについて詳しく解説します。
✅心理カウンセリングは効果なし、意味ない理由 心の病気とは脳の機能障害。
脳とは臓器の一種。心理カウンセリングで心の病気を治そうという話は、例えば心臓病を心理カウンセリングで解決しようと豪語するのと全く同じ話になる
全く持って荒唐無稽
只完全に効果なし存在意義なしとは言いません pic.twitter.com/wVDa0oWyUE— 強迫性障害を克服【沖仁宏】 (@masahirooki1351) May 21, 2023
心理カウンセリングとは古典的心理学から派生したモノであるため
心理カウンセリングとはそもそも古典的心理学から派生したものです。
古典的心理学とは、フロイトからはじまる精神分析がその始祖に当たるのですが、科学的なエビデンスを示すために必要な統計学を一切用いていません。
したがって、心理学に基づく手法とは有効な科学的根拠が一切存在しない代物なのです。
要するに、キツイ言い方をすれば、心理カウンセリングの論壇での位置づけはオカルト療法のそれとなります。
(だからこそ心理学部は理系学部ではなく文学部に居座り続けております)
強迫性障害という”脳の機能障害”を心理カウンセリングで解決できるのかという話
強迫性障害は脳の機能障害です。
こうした「脳の機能障害を心理カウンセリングで解決できるという話」は、卑近な例を挙げますと、「高次脳機能障害※を心理カウンセリングで解決する」と言い張るのと同じくらい無謀なことです。
※高次脳機能障害とは交通事故等で脳に物理的損傷が加わり、それにより認知機能が著しく低下した状態を指します。
ICD(国際疾病分類)において強迫性障害と同様に精神障害の項にカテゴライズされております。
結論を言いますが、このような物理的な脳の機能障害を心理カウンセリングで解決することができないということは当然の話です。
あまりにも無謀であるためです。
(だから効果なし、であり、お金の無駄なのです。)
したがって、
強迫性障害に限らず高次脳機能障害のような脳の機能障害に陥った方に対して、医療の現場では運動療法や食事療法、栄養療法、薬物療法、瞑想療法などといった手法が用いられるのです。
何故ならこの種の方法のみが脳の機能に直接介入することができ、壊れたニューロンの新生をドラマチックなレベルで促すことができるということが科学的に証明されているためです。
強迫性障害に対して心理カウンセリングは効果がない又は気休めにしかならない至極当然な理由
過去の私は最重度の強迫性障害があり(他にも深刻なレベルの心の問題がありました)、心理カウンセリングを長年受けてきましたが、1㎜も改善はありませんでした。
心理カウンセリングを受けても、受けた直後は若干気持ちが楽になったのですが、数時間も経てばすぐにまた元に戻り、次の日に寝て起きたら、完全に元の状態に戻るだけで終わりました。(心理カウンセラーは継続すると効果出るというお決まりの詭弁を垂れましたが、何年続けようが5年続けようが成果など一向に出ませんでした)
要するに、強迫性障害に心理カウンセリングが一切効果がなかったわけです。
まさにお金の無駄、時間の無駄というものです。
当時の私は愚かにも古典的心理学に洗脳されており、自分の深刻な心の問題は過去のトラウマが原因だと長く思いこんでいたのですが、自衛隊に入隊してこの考えは一掃されました。
何故なら、入隊後、運動習慣を日夜つけることで、今まで1㎜も心理カウンセリングで改善しなかった強迫性障害の症状が大幅に改善し、同時に当時私が抱えていた吃音や性格の問題なども劇的なレベルで改善していったためです。
(しかも短期間で)
実際に、運動は脳の認知の座「前頭葉」を強化し、BDNF(脳神経栄養因子)を産生を促すことで、各種、脳内神経伝達物質のバランスを最適化することがわかっています。
心理カウンセリング礼賛者は大きな誤解をしている
心理カウンセリングが強迫性障害の克服法としてこれほど礼賛される理由は、一般人の多くが古典的心理学から始まった心理学を未だに信じ切っていることに由来します。
すなわち、それは「幼少期のトラウマが原因で強迫性障害になった」といった趣旨のモノです。
これはフロイトを源泉とする古典的心理学の典型的な考え方なのですが、これはフロイトもろもろの心理学者の妄想に過ぎないわけです。
なぜなら、古典的心理学(∽心理カウンセリング)には冒頭でも述べたように統計に基づいた科学的根拠が存在しないためです。
例えば、フロイトはヒトの昇華されていない性欲がすべての精神疾患の原因だとする趣旨の発言をしています。
本当にそうでしょうか?
この種の事象の真偽は極端な事例を出してみると、簡単に例証することができます。
例えば、戦場で自分の目前で仲間を殺された兵士がPTSD(戦争神経症)になるのは、その人物の性欲が昇華されていないことが原因なのかということです。
こんなことまともに考えれば、このフロイトの主張が如何にデタラメな嘘であるか、誰でも容易に見抜くことができるはずです。
仲間を殺されるという苛烈な現場を目前にしたことが心的外傷の原因であって、その兵士の性欲の問題が神経症の原因ではないわけです。
また、他の心理学への批判に、なぜ同じ悲惨な経験をしたにもかかわらず、「ある人は強迫性障害になるが、他の人は平然としかも健全に生きられるのか?」ということです。
彼らからは負のオーラを一切感じません。実際、私の自衛隊在籍時の上官の一人がそうでした。
聞けば聞くほど凄惨な過去(バックグラウンド)を彼は背負っていたのですが、年中一緒に生活して、酒に酔っても、何があっても常に前向きでポジティブでした。
かというと、過去のトラウマも何も見られないのに強迫性障害またはパニック障害などの神経症になる人も存在するのです。
こうしたことが起こるのは主に遺伝要因に密接に依存します。
強迫性障害とは遺伝であり単なる脳の機能の問題
つまり、強迫性障害になるのはあなたの両親もしくはそのどちらかが強迫性障害的な(神経症的な)性格もしくは、強迫性障害である可能性が非常に濃厚だということ。
両親からの遺伝の結果、強迫性障害になったのであって、トラウマ云々という話は、フロイトを始祖とする古典的心理学の残滓なのです。
それが証拠に心理カウンセラーたちは皆一様に強迫性障害はトラウマが原因であるとバカの一つ覚えのように未だに吹聴しているではありませんか?
そしてそれを不毛にも礼賛する人々。
呆れて口がふさがりません。
心理カウンセリング批判の動画を私がYouTubeにアップロードすると、必ずと言っていいほど多数の心理学信奉者が私をネット上で誹謗中傷してきます。
そして、ものの見事に私に批評されて彼ら彼女らは沈没していきます。
結果、2chやツイッターのような低劣なウェブサイトまたはSNSに匿名の笠を着て私の悪口を書き込むことで自らの安寧を保とうとしているようですが、彼ら彼女らの書いた文章を読むと唖然とさせられます。
というのも、彼らが書いた文章内容を見ると、全く持っての支離滅裂でありそこには論理性、知性の片鱗も存在しないからです。実際、顧問弁護士がそれらの内容を見て吹き出して笑っていました。
(出来の良い小学生が書いた文章の方がまだベターであるといえるレベル)
話を元に戻しますが、
例えば、「有名大学の心理学部卒で論文を上梓した」と申しましても本質的な意味では、何の権威にも実際問題ならないのです。
(こんな人間、私の同期や知り合いに山ほど存在します)
何故かというと、そもそもの話、”心理学で心の問題=脳機能の問題に対処する”という対応自体が大きな誤りであるからです。
話が大分それました。
幼少期のトラウマといっても、幼少期に深刻なトラウマを背負っても明るく元気に生きる人など世間に山ほどいますし、そんなことをいうのであれば、第二次世界大戦敗戦後、復興下の日本で生きていた当時幼少期だった子供たち(今のお年寄り)は全員、もれなく神経症になっていないとおかしいはずです。
戦争を体験した人たちは阿鼻叫喚の生き地獄を生き抜いてほぼ全員(一部の特権階級を除いて)が経験しています。
それは現代社会を生きる我々から見ると、想像を絶するものです。
実際に、私が尊敬している祖父や祖母の兄弟は戦場で戦死しています。祖父は敗戦後、満州で捕虜になり、凄惨な体験を何年も強いられています。
多くの人は頷かれることと思いますが、戦争を経験した世代の人間は、むしろ今現代の平和な日本で生まれ育った我々よりもメンタルが遥かに強くたくましかったということです。
ちなみに、日本人の知性の劣化が明確になったのはこの世代の人たちがいなくなってからです。
例えば、当時の政治家にしても戦勝国からの死の危険を迫らされるような脅しが度重なるほどあったわけです。
ただ、今の政治家に比べれば腰が引けていなかった。石橋湛山など良い例でしょう。
或いは、当時の首相たちも戦勝国の言いなりになっているように見せかけて、やはり自国(日本)の利益になるように抜け目なく、交渉してきてくれたわけです。
でなければ、日本は米国の他、英国、ソ連、中国に分割されて完全なる植民地にされていたことでしょう。
そして、日本が本当の意味でおかしくなったのは、戦争を経験した世代が指導者の立場から引退し、同時に年齢的な問題からその過半数がこの世から遷化されてからなのは明白です。(このタイミングでの売国は連合国の本当の大本営が存在する西側諸国から意図的にしかけられたもの)
日本が変質した時期をもう一度思い起こしてみてください。まさに、「私が話している通り、その時節、タイミング」が完全に一致しているのです。
もはや私は呆れて何も言うことがありません。よく日本人は「政治家が悪い」と言いますが、そういう政治家を選んできたのは我々国民のわけです。
日本人の大半は知性的にB層が間違いなく過半数を占めるのは明白な事実です。(これはどこの国でも一緒ですがメディアがより機能していない本国ではより顕著です)
だから、私は売国奴(The traitors)をむしろ賞賛し、それらの勢力に加担しようとすら考えています。
というか、あまりにアホらしくて、もはや何も言うこともありません。
海外の友人たちと私が話す話題の多くは主にこの種のトピックなのです。
自己啓発系YouTuberや心理学系YouTuberを礼賛する愚かな人々
自己啓発系YouTuberや心理学系YouTuberの動画を私が見ますと、あまりの内容のなさに反吐が出ます。
ちなみに、ある程度のインテリジェンスをお持ちの方は、こうしたYouTuberたちが、意味のない精神論や自己啓発系書籍に出てくる理論をソーカル効果を知ってか知らずか、論文を引用したり、有名人を引き合いに出したりすることで、権威の笠を着て、もっともらしくペラペラ喋っているだけだということを、一発で見抜くことができ、そうした動画を見向きもしないはずです。
彼らの多くは非常に浅い知識を露呈しているので、ある程度のリテラシーを持ちの方が一見すれば「ウワッ!」となるのです。
何故かというと”中身が何もない”単なる精神論だから——。
そういった内容を主張するYouTuberに引っかかっているのは紛れもなく情報弱者、又はミーハーなB層または世間を知らない子供たち(小中高生)等のみなのです。
例えば、あるYouTuberは話し方はこうすればうまくなると説いています。
しかし、話し方が上手い人というのはテクニックによって上手いのではなく、それは才能的なモノにすべて依存するわけです。
つまり、脳の機能です。
例えば、明石家さんまさんや柳沢慎吾さんのようなトークスキルを身に着けることなど付け焼刃のテクニックでできるわけないでしょうが。(人気YouTuberとて話が本当にうまい人など極めて少数派です。何故なら、殆どのYouTuberはジェットカット(間(無音部分)を自動カットする動画編集技術)を多用することで、話がうまいようにみせかけているだけだからです。
実際は彼らの殆どは、ただ台本を読んでいるだけですので、生配信主体のYouTuber以外は、話術など一切不要です)
話がうまい人というのは、天性の才能なので、私が主張しているような脳の機能に直接介入する方法でも取らない限りはそうした状態になることは不可能というわけです。
✅何故なら私の方法は脳の機能を変える抜け道的方法論であるためです。
それでも心理カウンセリングで強迫性障害が治ると信じるのなら
それはその人の自由なので何も問題はありません。
ただし、気休め程度にしかならない根本解決につながらないことに多額の投資をしたいと等考える奇特な人は稀な事でしょう。
そもそも強迫性障害が心理カウンセリングや心理療法各種で治るのであれば(根本解決に導くほどの効果があるのであれば)、そもそも医者なんて初めから存在していないわけですし、人と話した程度でトラウマを癒すことができたり脳の機能を劇的に改善することができるということをそれは意味しますから、これまたそもそもの所、誰も強迫性障害になどなっていないはずです。
だったら、キャバクラに行ったり、ホストクラブに行って”癒されたら”強迫性障害は勝手に治っていることでしょう。
何故なら、一般に心理カウンセリングの理論は”過去のトラウマや悩み事を誰かと話すことで解消できるモノである”と定義されているものであるからです。
(酒に酔えば踏み込んだ話もヒトはよくするようになります。)
また、仲の良い友人や恋人、家族などに対しても踏み込んだ悩み話は誰しもするわけですから、心理カウンセリングの理論が正しいのであれば、その時点で、既にトラウマも癒され、解消されていないとおかしい。
または、それらで暴露療法を行っているとも言えるでしょう。
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〇【強迫性障害】曝露療法や曝露反応妨害法など【自力】
実際、それらのアクテビティでトラウマも何も解消されていないから強迫性障害で悩んでいる人が非常に多いわけです。
”もはや私は何も心理カウンセリングまたは心理学について話すことはありません。
あまりに無知な人々が多いことに呆れてモノも言う気も失せる昨今です。”
心理学などそもそも理系の学問ですらないわけですから、未だに大学で文学部に分類されているわけです。(そしてその文学部の学生※には分数の計算すら出来ない人間が冗談抜きで本当に存在します(※有名大学含む)
私の知り合いの禅の高僧は日本国内トップクラスの私立大学で講義を行いましたが「学生から提出されたレポート内容の幼稚さに驚きを隠せなかった」と直接私に言っていました)
私は心理学の主張する多くの手法はスピリチュアル系と全く同じ構図だと思っています。
要するに、それは「有効な科学的な根拠が存在しない」ということであり、いわゆるオカルトだということなのです。
心理カウンセリングで強迫性障害が治らない、効果なし、意味なし、時間の無駄は当然の世界の話です。
ここまで心理カウンセリング、心理学の厳しい批判を行ってきましたが、
ただし、例外があります。それは「気休め」「サポート」を端(はな)から自認して受けられている人に対してです。
根本解決にならないということを理解してこうした療法各種を受けることは一般に悪いことではありません。
私が問題視していることは、もうお分かりかと思いますが、心理療法で心の問題を”根本”解決できるというネット上等にて跋扈しているとんでもない誤謬に対してなのです。
〇強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)