同性愛強迫性障害(HOCD)の原因と克服方法

同性愛強迫性障害(HOCD)とその克服方法

 

同性愛強迫性障害というものがあります。
英語圏ではHOCD(ホモセクシャルOCD)と形容されることがあります。

同性愛強迫性障害とは?

同性愛強迫性障害とは、異性愛者であるにも関わらず、例えば、ある時たまたま同性に魅力を感じて「自分は同性愛者なのではないか?」と深く、悩みを抱え込んでしまう症状を主に指します。

悪化すると社会生活に支障が出てきます。

同性愛強迫性障害【HOCD】の主な症状:

 

 


🔵同性に対する性的な考え(強迫観念)が意図せずに頭に浮かび、振り払おうとすればするほど悪化する

🔵偶発的に同性を魅力的に感じ「自分はゲイ、ホモ、レズなのではないか?」*と不安に感じる。または自分は性倒錯者なのではないかと不安になる。
(実際は異性愛者であり全く持って同性愛者ではないに関わらず、こうした同性愛に関する強迫観念に悩まされている)

🔵症状が悪化すると、全く興味もない同性の男性(女性)に対してドキドキ緊張するようになってしまう(この緊張は強迫観念に起因する精神的ストレスによるモノである)

 

 

このように、
同性強迫性障害の方では完全な異性愛者であるにもかかわらず、自分は性的志向が同性愛または両性愛なのではないかと本気で悩んでしまう特徴がありますが、この原因は下記のとおりです。

 

同性愛強迫性障害の原因~何故、こうしたことが起きるのか?~

いつもの通りの話になります。(当ブログの別記事に詳細はありますがこちらにも詳述します)

 

✅強迫性障害の方は元々倫理観が異常に強いので、「同性愛=とんでもなく不謹慎なこと」という意識があり、その意識が強ければ強い程、皮肉にも、逆にその”不謹慎な考え”が頭にこびりつくことになります。

 

これは宝箱を開けてはいけないと思えば思うほど開けたくなる心理と全く同じ構図であり、さらに卑近な例を出すと、笑ってはいけないと言われると余計に笑いたくなるのと同じメカニズムの話になります。

このように、倫理観の強い、禁止意識の強い生真面目な人ほどこうした同性愛強迫性障害に限らず、ありとあらゆる強迫観念に悩みやすい傾向にあります。
このタイプの人では同性愛に限らず、ありとあらゆる性的志向(俗にいう性倒錯含む)に観念的に深く悩みやすくなりますが、実際にその種の性的志向を有していることは全くありません。

この心理状態を分かりやすく言うと、

“たとえばTVで猟奇的な事件が報道されたのを見て、「自分も将来その事件を引き起こした犯人のようになってしまうのではないか?」というような根拠のない不安を抱えた状態”

に類似した心理で悩んでいると言うとわかりやすいことと思います。

(実際にはそれは杞憂なのですが、本人は本気で悩んでいます)

コラム:女性の場合は元々、同性(例えば歌手やモデル等)に惹かれやすい傾向を元々、持っている

 

コラム:性的志向にジェンダーにおける差異は存在する
女性の場合は、男性とは違い元々同性に惹かれやすい傾向が元々あることで知られています。 恋愛に発展することは稀でしょうが、女性は男性よりも同性に対する嫌悪感(特に裸)は低く生まれついているという報告があります。 (一般男性は同性に対する嫌悪感は非常に高い) しかし、同性愛強迫性障害の女性の方は、自分自身の頭に発生した同性に対する性的強迫観念に対し、極めて強烈な嫌悪感を抱いておりますので、純粋な異性愛者であることが殆どです。 (一般に同性愛の方では嫌悪感は発生しません)

 

まとめ

 

 

✅強迫性障害における同性愛強迫性障害(HOCD)の問題というモノも禁止意識いわゆる

「〇〇しては絶対いけない」
「〇〇することは不謹慎すぎる」
 

という過剰に強い潔癖性、規範性から発生する場合が殆どです。

 

禁止された思考は、禁止されればされるほど「宝箱を開けてはいけない!」と言われると余計に開けたくなるのと同じように、皮肉にも、ますます強力化するというメカニズムを持っています。

 


↑自分にとってその考えが禁止、禁忌的な思考であればあるほどそれはより強力な強迫性を帯びることになる

 

同性愛強迫性障害の克服法は、当ブログ「強迫性障害を自力で克服」にある強迫性障害の克服法をそのまま適用することが出来ます。
強迫性障害を克服するのに重要なことは、強迫観念が浮かびづらい脳の機能状態を各種克服法を用いることにより自然と獲得していくことです。

(関連記事:)
🔵強迫性障害を自力で克服するのに大切なこと

 

🔵強迫性障害を自力で克服 (←ブログ記事一覧へ戻る)

 

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