強迫性障害で離婚を考えている方へ【※重要】

(最終更新日:2023/08/09)

強迫性障害で離婚を考えている方へ【重要】

 

強迫性障害で離婚まで考えられている方は意外と少なくありません。

離婚の検討まで行かれている方の場合、配偶者(夫または妻)が巻き込み型強迫性障害を抱えている場合が非常に多いです。

 

 

強迫性障害で離婚まで追いつめられる典型的事例:

よくあるパターン(原因)は、配偶者(夫または妻)が自分の強迫行為(こだわり)を家族に執拗に強制してくるケースです。

ある男性(夫)の方のケースを下記に記します。
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事例~自分の洗浄強迫を強要してくる妻に疲れる旦那さん~
例: ある40代の旦那さんはあることに悩んでおり私の所に相談に来られました。

その悩み事というのは、「妻がトイレを使用したら、石鹸を使っての手洗いの励行を必ず強制してくるということ。外に少しでも出たらお風呂に入ることを強制してくるということ」でありました。

上記のような問題があったため、相談者の旦那さんの手は洗浄のし過ぎで、アカギレが起きており、油分が石鹸により極度に除去されているせいで、日頃から保湿クリームを大量に持ち歩いており、実際に私にバッグの中を見せてくれましたが、そこには大量の保湿クリームが入っており、驚かされたモノです。

全身がアカギレ状態だとおっしゃっておりました。

奥さんには、不潔恐怖と疾病恐怖の強迫性障害の症状があり、年を取るごとにますますそのこだわりは悪化の一途を辿ってきたと言います。 結婚当初はそこまで酷くなかったそうですが、結婚を契機にする様に、強迫性障害の症状が悪化していったそうです。

そのため、夫である旦那さんはおおよそ20年にわたる奥さんとの結婚生活を打ち切り、離婚を真剣に検討しているとおっしゃっておられましたが、お子さんが2人おり両人とも未成年でありましたので、「親権をどうするのか?」といったような極めて具体的な離婚の調停事案について弁護士に相談されていたようです。

強迫性障害で離婚や離婚危機に発展する見込みが高い場合、以下の情報を事前に知っておく必要があります。

それは強迫性障害は概ね2つに分類可能であるということです。

強迫性障害の種類は概ね2つ

巻き込み型強迫性障害

 

(A:)巻き込み型強迫性障害とは、当事者が周囲の人間を自分の強迫行為(こだわり)を強制する状態を言います。

 

自己完結型強迫性障害

 

(B:)自己完結型強迫性障害とは、当事者自身、強迫性障害の症状で悩んでいますが、自分の中で悩み苦しんでいるだけで、他人を巻き込むことはなく、自分の中だけで終わる強迫性障害のタイプです。

 

詳しくは下記の記事を参照ください。

 

(関連記事:)
強迫性障害の種類(巻き込み型、自己完結型)

強迫性障害で離婚を考えている人への具体的な対策

まず、当ブログにある強迫性障害の自力での克服法を試してもらうことが推奨できます。

というのも、誰でも無料で可能であることや手前みそになりますが、強迫性障害の克服法に関する情報はかなり網羅されておりますので、強迫性障害の原因や克服法のイロハがより立体的に理解できるようになると思われるためです。

また、
私はYouTubeチャンネルを持っており、多忙のため更新はあまりできてはおりませんが、強迫性障害の克服をどのようにして行ってよいか私自身が動画に出演する形で、要点のみを詳しくまとめております。

 

左記の旦那さんのケースのその後:

左記の旦那さんの家庭のその後について:
左記の旦那さんのケースでは、当ブログにある克服法のうちサプリメントを用いた方法をまず妻すなわち奥さんに試してもらったところ、非常に相性の良いサプリメントが見つかり、奥さんの強迫性障害の症状である不潔恐怖や疾病恐怖はおさまっていたと言います。 その結果、離婚危機を無事に乗り切ることができました。

このように、たとえ配偶者が巻き込み型強迫性障害であっても離婚に至らずにすむケースは存在するわけです。

また、巻き込み型強迫性障害の夫または妻の方に被害に会っている配偶者の方もとりあえず強迫性障害はどういったものであるのか?

そうした情報を当ブログ等を使って理解されると良いです。

周囲の人間がこうした情報を知っているのといないのとでは事の顛末が180度変わってくるなんてこともよくあります。

 

結論

強迫性障害の配偶者の方の問題で離婚を考えている人は多いです。
これは強迫性障害に限った話ではありませんが、心の問題はデリケートな問題ですので、表沙汰にしていない人が多いだけで知られていないだけです。

しかしながら、離婚は人生の一大事であり、衝動的になり冷静さを失った状態で判断すると後々、後悔することになり兼ねません。

まずは、サプリメントでも何でも良いので当ブログにある強迫性障害の克服方法を当事者である妻や夫の方に勧められて見ることをおススメします。

ヨガのような運動でも散歩でも何でも構いません。

(推奨記事:)
強迫性障害を自力で克服するのに大切なこと

強迫性障害は正しい克服の方法を用いれば完治できる問題なわけです。なぜ、これほど治らない方が多いのかというと、誤った情報が氾濫しているためで、多くの方が誤解されているためです。

 

拙速に、離婚を考える前に一度立ち止まり、ご自身の配偶者の方の強迫症の克服が実現可能であるかどうか、先に考え一緒にがんばってみないか?というような交渉をしてみることはスマートな戦略だと思います。

 

奥さんや旦那さんが病気を否定するようなプライドが高い方の場合、「リラックスするのに極めて有効な方法に○○○○というモノがあるが試してみないか?」などと誘導するとすんなり行くこともあります。

これはヤンキーのようなコンプライアンスが悪いタイプの人へ「強くなるための方法」を奇行法としてサブリミナリ―に紹介すると、今までの反発が嘘のようにすんなりうけつけてくれることが多いという事例に似ています。(例えば、マイクタイソンはこのサプリメントを強くなるために飲んでいた等と言えば、ヤンキーも飲むようになる確率は高いでしょう)

強迫性障害で離婚を考えている方はまずは当ブログを熟読されることをおススメします。

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