強迫性障害と統合失調症の違いについて

強迫性障害と統合失調症には明白な違いがあるのですが、強迫性障害の人の場合、現実と妄想の区別がついています。
対して統合失調症の人は現実と妄想の区別がつきません。今回は、かなり簡潔に、しかしわかりやすく、この両者の違いについて説明させていただきます。

病識があるかどうか、現実と妄想を区別できているかで判別可能

本人が自分の異常性に気づき、現実と妄想が区別できているようであれば、その人は強迫性障害であるといえます。

逆に、自身の異常性や病識を失調し、自分自身の妄想を本気で信じ込むようであれば、その方は強迫性障害ではなく統合失調症である可能性が高くなります。

どちらの障害も、意味のないものを頭の中で過剰に統合してしまう傾向がありますが、それを不合理なものであると悩んでいるか、完全に信じ込んでしまっているかどうかの二者択一で、前者であれば強迫性障害で、古い時代は神経症(ノイローゼ)といわれたものです。

まとめますと、

強迫性障害と統合失調症の簡単な判別法

〇強迫性障害→現実と妄想の区別が容易につく。そのことに葛藤が生じる。
〇統合失調症→現実と妄想の区別ができていない。妄想を完全に信じ込む。

強迫性障害と統合失調症は誤診が起きやすい

強迫性障害にしろ統合失調症にしろ、両者とも目に見えぬ、いわゆる心の病であるため誤診が起きやすいと言われています。

そういう場合は、この記事で説明している上記、判別法のイロハを再度思い起こしていただければと思います。

あまり難しく考える必要はなく、単純に本人の言動や行動が常軌を逸していないか、現実性を欠いていないかどうかをご家族および周囲の親しい友人が見極めるだけで問題はありません。

まとめ

強迫性障害と統合失調症は明確に違うもの。その判別法は現実と妄想の区別がつくかつかないかにすべて依存する。
妄想を現実のモノとして完全に思い込んでいなければ、強迫性障害であると言ってまず、間違いないでしょう。

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(参照:)
https://www.cambridge.org/core/books/schizoobsessive-disorder/schizophrenia-and-ocd-comparative-characteristics/14FA5A32C529D043910EC30D55413292

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