強迫性障害をヨガで克服【最新版】

(概要:)
強迫性障害の自力での克服にヨガは非常に有効です。強迫性障害の克服に有効なヨガのポーズについて今回、解説します。

結論先に言えば、強迫性障害に効果的なヨガのポーズは前屈系のヨガの姿勢です。前屈系のヨガのポーズは、不安を抑える作用があることは有名な話です。
たとえば、B.K.S. Iyengarというヨガの世界的指導者は、前屈系のヨガのポーズが精神安定に必要不可欠であるとその書の中で語っています。

強迫性障害に有効なヨガのポーズ

強迫性障害の克服に有効なヨガのポーズは、パスチモッタアーサナ、ハラアーサナですので、順を追って、動画付きでこれらのポーズについて説明していきます。

〇パスチッタアーサナ

学校の体育の授業の授業でやった前屈です。ポイントは背筋を伸ばしたまま前屈するということのみで、みぞおちを腿(もも)につける心持ちで、前屈していき、限界まで行ったら、そこで15秒から20秒耐えます。

体が硬い人は、無理せず、膝を曲げて行ってください。
それでも効果は十分あります。

〇ハラアーサナ

これも前屈系のヨガのポーズで鋤(すき)のポーズとも呼ばれます。パスチモッタアーサナよりも強烈に腹筋が収縮するので効果は高いです。

仰向けに寝て、腰を両手で支えながら、足先を頭の上の床につけます。ポーズが完成したら、その状態を15秒~20秒維持します。

それから元の姿勢(仰向け)に戻り、小休止を挟んで余裕があればもう1セットできると良いのです。

前屈系のヨガのポーズは精神をリラックスさせる

前屈系のヨガのポーズは、腹筋、みぞおちが激しく収縮し、背中の筋肉を伸ばします。

やってみるとわかりますが、これらのポーズを実行すると、直後、深いリラックス感が得られ、脳内で快楽物質が増えて、呼吸が一気に深くなっていることに気づきます。

コラム:筋肉の仕組みについて

筋肉は思い切り力を込めて収縮させると、その後、力を抜いた瞬間に一気にその力を込めた筋肉部位は弛緩します。

すなわち、腹筋、みぞおちを強く収縮させると、収縮の反動で弛緩が訪れます。筋肉は収縮させると、弛緩する働きをするのです。

丁度、「振り子が必ず逆極へ触れる」のと同じ話です。↓

ですから腹筋、みぞおちを強く収縮させる前屈系のヨガのポーズを行うと、腹筋、みぞおちの筋肉が開放されて、リラックスします。

特に強迫性障害の人ではストレスが溜まっているので、みぞおちは確実に固くなっていますから、ヨガを行うことで、みぞおちの拘縮は解放されることになるのです。

みぞおちが柔軟になれば呼吸が深くなるので、精神はリラックスします。

〇バックベンド

バックベンドは壁を使って行います。

バックベンドを行う理由は、前屈系のヨガのポーズばかりやっていると、腰痛になるので、バランスをとるために、前屈に合わせて後屈を行うという目的です。1セット30秒くらいを2セットくらい行えれば十分です。

強迫性障害の克服になぜヨガが効果的なのか?

強迫性障害の自力での克服にヨガが有効な理由は、そもそもヨガ自体に、強迫性障害で不足しているGABAを増やす作用が科学的に確認されているという事実があるわけで、言うまでもない当然の話になります。[1][2]

古人の知啓は決して侮ることはできません。というよりも、古人の知啓にすべて回答は存在しているくらいです。

モチベーションアップ:ヨガを極めたBKS.Iyenger師の実演

まとめ

〇強迫性障害の克服に有効なヨガのポーズは前屈系。
→(パスチモッタアーサナ、ハラアーサナ)
〇前屈系のヨガのポーズは抗不安効果がある。
〇腰痛対策に必ずバックベンドも行う。

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[1]:https://www.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/acm.2007.6338
[2]:https://www.liebertpub.com/doi/full/10.1089/acm.2010.0007

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