パニック障害を食べ物で克服【最新版】

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パニック障害を食べ物で克服【最新版】

パニック障害を克服するのに食べ物は非常に重要です。人間の脳内の神経伝達物質は食べ物(食事)に含まれる栄養素によって生成されるからです。

今回、「パニック障害を克服するのに有効な食べ物はいかなるものであるのか」ということについて詳しく説明していきます。

パニック障害を克服するのに有効な食べ物

玄米

玄米は白米よりも遥かに多いビタミン、ミネラルを多く含み、栄養価の高く、そして食物繊維も豊富なため、生体、脳の健康を維持するのに非常に有効な食べ物です。私自身の体験からも、玄米を食べていると、活力が湧いてくるのがわかり、大学時代のパニック発作や神経症の症状が強かったころの私は、白米食から玄米食に変えて、パニック障害の症状はほとんどみられなくなりました。(※その他の要因として運動の習慣をつけたことも効きました)

また、韋駄天(いだてん)のように体が軽くなったのを覚えています。白米を食べると頭が鈍くなったのですが、玄米にしてから頭がシャープに冴えわたるようになりました、

ソバ

精白されていないので、うどんよりも豊富な栄養を含むみ、玄米に並んでソバはパニック障害を克服するのに有効な食べ物のひとつです。昔の私は玄米に加えて、ソバをよく食べるようにしていました。ソバの方がメンタル面に良好な影響を及ぼすということを体験的に実感してきたからです。

このように、パニック障害の克服には「精白されていない色を含まない食物を食べると良い」のです。

生野菜食

生野菜食をしていると、パニック障害の人が精神的ストレスによってなりがちな胃腸障害の類はほぼ完全に消失します。これは断食を何度も実行している人(特に生野菜食主義者)には有名な話で、生野菜食を中心にすると、胃腸障害はほぼ確実に消失します。
(関連:)
パニック障害の克服に断食は有効か?

また、生野菜食では茹でてしまった野菜よりも豊富なビタミンを含んでいるので、リラックスに重要な脳内の神経伝達物質を増加させることにも役に立ちます。

さらには、胃腸の問題が解消すると腸脳相関とこれはいうのですが、脳内の炎症も抑えられることが近年の研究によってわかってきています。脳内に存在するセロトニン受容体やGABA受容体は実は腸にも存在しており、両者は相互に影響を及ぼしあっていると言われているわけです。
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4367209/)

昔の人は、「腸は第二の脳である」と言っていました。

胃腸の問題が治ると精神状態も安定してきます。そういう理由で、パニック障害を克服するのに生野菜食を中心にしてみるのも一法です。

調理法の優先順位:

調理方法の優先順位をここで話しますと、「生野菜食>炒め物>茹でる」の順です。左にいくほど栄養価は高くなるわけです。

また、すぐ下で述べる漬物(発酵食品)や干し物は少し趣旨はずれるのですが、生野菜食並みに大切なモノです。

発酵食品

食べ物を発酵させると栄養価が増し、しかも腸内細菌を整えるのに有効な善玉菌が増加します。キムチだとかみそ汁だとか納豆といった発酵食品は豊富な繊維質を含み、しかも体と心の調子を整える酵素をふんだんに含んでいます。

だからこそ、健康食として日本食が全世界で人気が高いわけです。
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4833420/)

全体食

全体食とはたとえば、魚を食べる場合、身だけを食べるのではなく、皮も骨もすべて食べることをいいます。ミカンを食べる場合は、実だけではなく皮もすべて食べます。大根も葉っぱも一緒に食べることで、より多くのビタミンを得ることができます。

あまり知られていないことなのですが、食べ物は得てして、皮と実の接触面に豊富な栄養が含まれているからです。(※注:魚は全体食で食べる場合、南蛮漬けのようにしたり、骨は十分に炙(あぶ)ったりしないと危険です。(鰯(いわし)のような骨も細く弱い魚であれば安全。)また、野菜や果物の場合、有機栽培された無農薬のものでなければ、皮まで食べると、皮に付着した残留農薬を直に取り込んでしまうことになります。その点は注意してください。)

パニック障害の人が避けた方が良い食べ物、飲み物

コーヒー、コーラ

コーヒー、コーラは、カフェインを大量に含んでいるのでパニック障害の人が摂取しすぎると、過剰興奮状態に陥り、パニック発作が酷くなったり、緊張状態で夜眠れなくなる場合が少なくありません。

私のクライアントのある方は、「コーヒー」を飲むと「エライことになる」といっていました。

特にカフェイン過敏症の人の割合は西洋人よりもアジア人の方が多いといわれています。

このカフェイン過敏症がある場合、それでかつパニック障害の症状を併せ持つ人では、コーヒー、コーラは非常に害があるので控えめにしておくことが大切です。

何故かというと、中枢神経を刺激する作用機序を持ち、パニック障害の人ではこの中枢神経系統の働きが過剰亢進していることがわかっているからです。

アルコール

アルコールは特に問題があるわけではなく、適度なアルコールの摂取は心をリラックスさせるので、文字通り特に問題はありません。しかしながら、度が過ぎたアルコール摂取は、依存症を呼び込み、脳内の神経伝達物質の信号送信に関わる受容体数(レセプター数)のダウンレギュレーションを引き起こします。

たとえば、アルコールを飲むと、脳内でリラックスに大切なGABAという神経伝達物質の濃度が上昇するので、肩の荷が下り、呼吸は深く、心理状態としてはリラックスすることができます。

しかしこれはアルコールを飲むことによって、無理やり脳内のGABAを増加させているということで、「モノに頼れば受容体は弱くなっていきます。」

そのため、GABA受容体数がダウンレギュレーションし、減っていくわけです。(ベンゾジアゼピン系抗不安薬を飲むのと同じ)このような状態になると、「アルコールを飲まないとリラックスできない」というような心理状態に陥りやすくなり、夜眠れなくなったりし、「ついついアルコールに頼ってしまう」というような中毒状態を引き起こすことがあります。

アルコールを飲むと、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌量が低下することもわかっているので、寝酒、深酒は睡眠の質を落とし、脳を休めることができなくなるので、その摂取にはある程度分別を付けた方が身のためです。

インスタント食品、ジャンクフード

インスタント食品は、ビタミンやミネラル、食物繊維がほとんど含有されておらず、逆にビタミンやミネラルの吸収を阻害する物質が含まれていたり、ジャンクフードばかりを食べているとカロリー過多、糖分過剰になる可能性もあります。

適度なこれらの食べ物の摂取は問題なしですが、毎日のように過度に食事としてこのような食品を頻繁にとっている人は気を付けてください。何事も節度を保つことが大切です。

パニック障害を克服する食べ物は忠実に実行しない方がいい

しかしながら、「食事でパニック障害を克服するんだ!」と意気込むのは良いのですが、あまり完璧主義になり過ぎるのはよくありません。

食べ物を食べることは人間の本能欲のひとつで、大きなストレス解消につながります。

そういうわけで、巷では糖分はよくないだとか、コーヒーは良くないだとか言われるのですが、私は6~7割程度実行できているのであれば、全然問題はないと思います。

「何故かというと、すぐ上でも述べましたが食事自体が癒しである」からで、完璧主義に完全に実行しようと思うと逆にそれがストレスにつながります。

本能欲を無理に抑制しようとするとそれが逆にストレスになってしまうわけです。

ストレス過多な状態にあるのが、そもそもパニック障害をはじめとする神経症の状態の人ですから、「少しくらいストレス解消として好きなものを好きなだけ食べたって問題はない。そしてもし食べ過ぎたのならば、余分に運動をしよう!」という軽いスタンスを堅持することが大切です。


そういうわけで、忠実に実行できずに落ち込む必要もなく、テキトーさが大切になってきます。

まとめ

パニック障害を食事で克服する場合、
①玄米、ソバのような精白されていない食製品を中心にとるようにする
②生野菜食、発酵食品を取り入れるようにする
③アルコール、コーヒーはなるべく避ける
④完全主義にならずに6割7割実行できればOKというような軽いスタンスを維持する。(過食しても自分を決して責めない)

この①②③④だけで十分です。

また、食べ物だけでどうにかしようとするのではなく、他の克服法も同時進行で行ってください。
(参考:)
パニック障害を運動で克服
パニック障害をヨガで克服
パニック障害をマインドフルネス瞑想で克服

パニック障害を克服 (←トップへ戻る)

(参照:)
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4367209/)
・(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3551059/)
・((https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4833420/))

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